岐阜県養老町の食肉卸販売業「丸明」が、ブランド和牛「飛騨牛」を偽って販売したとされる問題で、同社の吉田明一社長らが26日、同社内で記者会見し、等級偽装のほか、消費期限切れの牛肉の混入、加工日の改ざんなど3点について偽装指示を認め、謝罪した。等級偽装は1年半前から、加工日の改ざんは2年前から繰り返していたという。
吉田社長は一連の問題の責任をとって、社長を辞任する意向を明らかにした。
会見の冒頭、吉田社長は「牛肉取引に関してお客様や取引先、関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます。すべては私の責任です」と謝罪した。
(26日 23:51)