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大連で日本人ら摘発相次ぐ
25日の新華社電によると、中国遼寧省大連市の税関当局はこのほど、同市の空港で多額の外貨などを申告せずに海外に持ち出そうとする旅行客が相次ぎ、今年に入り19件を摘発、計800万元(約1億2600万円)相当近くを押収したことを明らかにした。摘発されたのは主に中国人と日本人。
新華社電はマネーロンダリング(資金洗浄)に利用されている可能性も指摘している。
税関当局によると、今月18日には大阪行きの全日空機に乗ろうとした日本人客が手荷物に日本円で1130万円を隠していたのを発見。外貨管理局の規定では5000ドル(約54万円)相当以上の外貨を国外に持ち出す際は申告が必要だが、日本人客は多数の袋に分けて持ち、見つからないようにしていたという。(共同)