傷害:秋葉原で職質の警官けが ナイフ持った男ともみ合う

ナイフを持った男が警察官ともみ合いになった現場=東京都千代田区外神田で2008年6月26日午後4時31分、長谷川直亮撮影
ナイフを持った男が警察官ともみ合いになった現場=東京都千代田区外神田で2008年6月26日午後4時31分、長谷川直亮撮影

 26日午後1時25分ごろ、東京都千代田区外神田4の中央通りの歩道上で、歩いていた男に警視庁遊撃特別警ら隊員2人が職務質問したところ、男のリュックサックの中からツールナイフ(刃渡り約7.5センチ)が見つかった。

 隊員が男をパトカーに乗せ、銃刀法違反容疑で任意同行しようとしたところ、男は男性巡査長(31)からナイフを取り上げてパトカーの外へ逃走した。巡査長が追いかけ約3メートル離れた路上で取り押さえ、傷害と公務執行妨害容疑で現行犯逮捕した。巡査長は取り押さえた際に、右手親指と人さし指の間をナイフで切り軽傷。

 逮捕された男は22歳ぐらい。警視庁万世橋署の調べでは、もうひとりの男と2人で現場を歩いていて、巡査長と巡査部長(40)の2人から職務質問を受けたという。身長170センチぐらいで黒のジャンバーと紺色のジーンズ姿、黒の編み上げ靴を履いていた。調べには黙秘しているという。

 現場は今月8日の秋葉原17人殺傷事件の現場交差点から北に約60メートルの場所。

毎日新聞 2008年6月26日 15時53分(最終更新 6月26日 17時33分)

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