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2008年06月26日

【一口メモ】貧血リスクを軽減するには

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 貧血とは、血液中の赤血球の数が十分でないか、ヘモグロビンと呼ばれる蛋白(たんぱく)が欠乏した状態のことである。そのため、赤血球が身体に十分な酸素を運ぶことができなくなる。

 女性や慢性疾患のある人は、特に貧血になるリスクが高い。

 米国保健社会福祉省(HHS)は、貧血を予防するために以下のことを勧めている:

  • 葉物野菜、脂肪のない赤身肉、鉄分を強化したパンやシリアル、魚類およびドライフルーツなどを食事に取り入れ、十分な鉄分を摂取する。
  • 鉄分の吸収を助けるビタミンC、葉酸、ビタミンB12の豊富な食品を摂る。
  • 食事制限や気まぐれなダイエットは、ビタミンやミネラルのバランスを損なうことになるので避ける。
  • 鉄分が体に吸収されにくくなるため、食事と一緒にコーヒーや茶を飲まない。
  • 出産年齢の間は5〜10年ごとに貧血の検査を受ける。貧血リスクが高い場合は、毎年の検査を勧められることもある。
(HealthDay News 6月19日)








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