2008年06月26日の「常勤医不足で非常事態宣言/南相馬」というニュース
常勤医不足で非常事態宣言/南相馬
2008年06月26日 09時35分
南相馬市は25日、常勤医が法定の約半数の市立病院に非常事態宣言を発令した。
総合病院と小高病院の医師不足の解決に向けて、給与アップや一部診療制限などを検討し医師の労働待遇を改善する。
医療法に定める標準医師数は総合病院が24人、小高病院は7人。
現在の常勤医師数は総合病院が12人、小高病院が4人で、不足分を福島医大からの応援で補っている。
総合病院は月に200時間以上の時間外勤務の医師がいる。
小高病院は常勤医師が3日に1回の当直夜勤に入っている。
市は適正な診療業務を継続することが困難と判断した。
医師の定着と増員を実現するため、県内の公立病院のトップクラスにまで給与を引き上げることを検討。
医師の給与に関する条例改正案を9月定例議会に提出する。
渡辺一成市長と金沢幸夫総合病院長、遠藤清次小高病院長が同日、市役所で記者会見を開いた。
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