逮捕の女、犯行を認める供述 大阪駅通り魔
大阪市北区のJR大阪駅で3人の女性が切りつけられた通り魔事件で、逮捕された女が「カミソリで切りつけた」と犯行を認める供述を始めたことがわかった。
25日午後に送検された大山和歌容疑者(38)は、22日にJR大阪駅で3人の女性に切りつけ、ケガをさせた傷害の疑いが持たれている。
大山容疑者は逮捕された際、「やっていない」などと容疑を否認していたが、その後の調べで「カミソリで切りつけた」と犯行を認める供述をしていることがわかった。また、大山容疑者は事件後、大阪市港区のマンションを訪れて知人と会っていたが、特に変わった様子はなかったという。
凶器とみられるカミソリはまだ見つかっておらず、警察は大山容疑者が事件後、大阪市港区のJR弁天町駅で電車を降りた後、凶器を捨てたものとみて発見を急いでいる。