東京都江東区のマンションから会社員の東城瑠理香さん(23)が行方不明になり、遺体の一部が見つかった事件で、2部屋隣に住む星島貴徳被告(33)=住居侵入罪で起訴=が警視庁深川署特捜本部の調べに「捕まりたくない一心で殺した」と供述していることが25日、わかった。特捜本部は同日、同被告を殺人容疑で再逮捕した。
調べに対し、同容疑者は「存在を消すために殺した。遺体はバラバラにしてトイレに流すなどした」と供述。一方「東城さんは1人暮らしですぐに発覚しないと思っていた。予想以上に早く警察官が来たため、殺すしかないと思った」と説明しているという。
調べによると、同容疑者は4月18日午後7時半ごろに東城さん宅に侵入し、刃物で脅して東城さんを自室に監禁。同日午後11時ごろ、東城さんの首を包丁で1回刺して殺害した疑い。包丁は東城さん宅から持ち出していた。(07:00)