北朝鮮、「核計画の申告」を中国にきょう提出 米政府はテロ支援国家指定解除手続きへ
北朝鮮は26日、6カ国協議で合意した「核計画の申告」を中国に提出する見通しで、アメリカ政府は、これを受けて北朝鮮のテロ支援国家指定を解除する手続きに入る。
提出される申告書には、北朝鮮がこれまでに抽出したプルトニウムの量や、核施設に関する情報などが含まれる見通しだが、核兵器については言及せず、ウラン濃縮やシリアへの核拡散問題についても、付属文書のような別の文書での報告となる見込み。
アメリカ政府は、これを受けてテロ支援国家の指定解除を議会に通知するが、ホワイトハウスのペリーノ報道官は25日、手続きについて「非常に速やかに行われる」と述べた。
北朝鮮は27日、寧辺(ヨンビョン)の原子炉の冷却塔を爆破し、核問題の進展をアピールする狙い。
(06/26 06:10)