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硫化水素自殺で生き残った女に殺人容疑 脱出後に車密閉

2008年6月25日

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 25日午前5時45分ごろ、大阪府東大阪市東豊浦町の山中から「2人で自殺しようとした。相手がどうなったかわからない」と119番通報があった。同市東消防署員が駆けつけたところ、車の中で男性が倒れており、間もなく死亡が確認された。枚岡署員が現場にいた女に話を聴くと、「(男性が)確実に死ねるよう、外から目張りした」と説明したため、同署は25日夜、女を殺人容疑で逮捕した。

 女は奈良市左京1丁目の無職森田芙紗子(ふさこ)容疑者(31)。調べでは、知人の同府豊中市の会社員の男性(31)から「一緒に死のう」と誘われ、車内で洗剤などを使って硫化水素を発生させて自殺を図ったが、苦しくなり1人で脱出。その後、外からテープで目張りし、男性を殺した疑い。「途中で助かると後遺症が残るので、目張りをした」と供述しているという。

 同署は目張りで車内を密閉したことが殺害行為にあたると判断した。

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