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「原油1バレル=150ドル超えたら非常体制」

李大統領、国務会議で対策を指示

 李明博(イ・ミョンバク)大統領は24日、国務会議(日本の閣議に相当)で、「原油価格が1バレル当たり150ドル(約1万6000円)を超えれば、韓国も非常体制に移行することを検討しなければならない。首相室の主管で対策を立ててほしい」と述べた。

 李大統領は「中国政府の昨日の発表によると、公職者の車を50%減らすことを決めたという。単に車を50%減らすというのではなく、政府や企業、労働者すべてが、自らなし得る対策を立てるべきだ」と述べた。また、「物価の安定は庶民の生活に直結しているだけに、国政の目標として物価の安定に重点的に取り組まねばならない。物価の安定は人為的にできるものではないが、優先課題として対策を立ててほしい」と語った。

 一方、建国60周年の記念行事については、「大韓民国の建国は、5000年に及ぶわれわれの歴史の中でも、最も誇らしい出来事だった。その歴史を誇らしく思う人がいる一方、否定的に考える人もいるが、今回の行事はわれわれの歴史を評価する場となり、国民的な祭典となるよう、16の市(ソウル特別市と釜山など六つの広域市)・道(日本の都道府県に相当)が協力してほしい」と求めた。

朱庸中(チュ・ヨンジュン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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