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2008/05/04

生ビールには注意しよう

某「料理はなかなか美味い、ちょっとまともな居酒屋」でのこと。

ドリンクメニューに「生ビールは、モルツのザ・プレミアム」とあった。

1杯目、なんだか味が薄いような気が抜けてるような感じがするものの、けっこうノドが渇いていたのもあって、一気に半分以上飲み干してしまったので、お代わりを注文。

2杯目、「お、これは美味い! プレミアムの味だね。1杯目は古いタンクの最後の方だったのかな。回転が悪くて味が落ちるほどの不人気店にも見えないが、、、」などと、普通に飲んでお代わりを注文。

3杯目、「あれれ、1杯目と同じ味だよ。プレミアムとは思えない」。

ということで、店の人を呼ぶ。

「これ、プレミアムってことだけど、本物は2杯目だけだったよ。1杯目はもう飲んじまったけど、いま、飲みかけのこれは明らかに違うビールだね」

と指摘すると、店の人、

「すいませんっ! 宴会用の安い方を出してしまいました! すぐにお取替えしますっ!」

といって、新しいプレミアムを持ってきた。

というわけで、メニューに「ザ・プレミアム」って書いてあるお店でも、「宴会用」と「普通の」があるみたいなので、気をつけないといけない。
で、宴会用のほうは、発泡酒ではないと思うけれどモルツではない、という程度の代物だったのであるな(そういう製品は一般には見たことがないが、、、)。

ま、いやに安いと思ったら「生」としか書いてなくて、「生発泡酒」であって「生ビール」ではない、という店もあるくらいだけれど、今回のケースでは、「いかにもスーパープレミアムのような顔して二級品を出している」ということで、個人客に出すときに間違った、宴会のときは説明はしているのかもしれない、にせよ、「ま、イカンな」と思うわけですね。

これがプレミアムのような顔して「普通のモルツ」が出てきたのだったら、ちょっと見破れるかどうか自信はないけれど、明らかに二級品だったので、、、(苦笑)。

ま、メーカーのポリシーも訳がわからない。
こういうセコイ商売ができるような、したくなるような商品構成で売っているわけで、間違ったにせよ何にせよ、「プレミアムってこの程度なの?」って思われちゃ、それこそ商売に響くと思いますよ。

というわけで、見識を疑います。 > サントリーさん

ま、お店が言うように「宴会用の安いもの」が本当にあるのだとしたら、ですね。
で、それがあったとして、お店が勝手なオペレーションでプレミアムと混同して売っているのだ、と反論されるかも知れませんが、それは、お店だけの責任ではないだろうと思うわけですね。

ま、生ビールってのは、好きな銘柄ではないことも多いし、サーバーの手入れが悪いとか、売れない店は古いとか、注ぎ方が悪いとまずいとか、いろいろと問題が多いので、これからは瓶ビール(中瓶がいいですね)で好きな銘柄を頼む、ということが多くなりそうですね。
製造年月日も確認できるし、ブラックボックスな部分が少ない、ということで。

唯一の問題は、1合のコップがちょっと小さいってことだな(笑)。
250ccか280ccくらいだと、僕には丁度良いんですが、、、。

なんとかなりませんか? > メーカー各社さん

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コメント

>宴会用のほうは、発泡酒ではないと思うけれどモルツではない、という程度の代物だったのであるな
モルツはモルツでも、普通のモルツだっただけでは?
普通の酒屋でも、プレミアムモルツだけでなくモルツも売っていますし、飲み屋でも2種類とも出す店もあったりします。
というか、最近のモルツが(印象として)水っぽい味(無理に好適に捉えるならば飲みやすいとも言える)に変わっただけではないでしょうか?

わざわざ宴会用作ってもそれほどコストダウンにはならないと思うんですね。このご時勢漏洩リスクも考えざる得ないし。

ということで、

「宴会用の安い方」→方

ビアサーバが二つあって、ひとつは発泡酒だったのではないかと推測します。

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