2008年05月28日
諸説紛々。釈然としない亜子の自殺の要因に我困惑
「わたし?フフフ…もしかして“黒百合”かもしれませんよ」
生前、ケラケラ笑いながら私の“オヤジ・ジョーク”に応
えてくれた、あの愛くるしい瞳が未だに脳裏に浮かぶ。
期待の女子アナ・川田亜子の突然の死。
昨日もマスコミは彼女の自殺の真相を探るため奔走し
ているようだった。当然、私「飲酒楽堂」にも旧知の記
者さんから電話をいただいたが、逆に私が知りたいく
らいだと応えるのが関の山。
聞けばあの電撃ネットワークの南部とかいうオッサン
が自身のブログで、世間知らずで打たれ弱いお嬢さん
だから云々というコメントを掲載し、大炎上状態にある
という。
その南部なる方がどんな大人物かは存じ上げないが、
他人の弱さに止めの五寸クギをぶち込むようなマネは
オトナの男がすることではない。
「適応障害」「ブログで死の兆候」…様々な見出しが躍
るネットやスポーツ紙。真相が明らかにならない限りそ
うした「憶測の爆弾」はしばらく続くと思うが、彼女のこ
とだから必ず何処か、誰かにここに至った要因を残し
ているのではないか。
しかし、これも憶測の域を出てはいない。
昨夜、テレビ関係者たちと久しぶりに日比谷の「むさし
坊」で痛飲した。当然話題は亜子の一件。この秋結婚
するという私の妹分Uと亜子は同じ歳。29歳と言う、
女性にとってひとつ乗り越えなければならない壁につ
いて話は盛り上がったが、置かれた環境はどうあれ3
0代へと突入する女性たちの思いはかなり複雑なもの
があるようだ。
亜子がTBSを退社する時に、「Goro’s Bar」だけは
残してくれと懇願した理由。フリーとして新事務所に移
籍した後日談など意外な話もあったが、とにかくある程
度の要因は近く明らかになるのではないか。
それにしても、未だに亜子のオフィシャル・ブログ「Ak
o’s Style」がネットに残っていることが悲し過ぎる。
事務所がそれなりに考慮してあげなければ、命を断っ
てなお、川田亜子の“心の叫び”は万人にさらされる。
もうキミの心のアナウンスは終えたよ。
このままではあまりに悲しすぎる。
合掌。