2008年6月24日 19時39分更新
岡山県は、危険を感じた子どもたちがすぐに逃げ込める「子ども110番の家」の場所を示すため、今年度もモデル地区を決めて黄色いコーンを設置することになり、希望する小学校の募集を行っています。
県内には「子ども110番の家」がおよそ2万7000か所あり、県は、場所がわかるように、小学校の校区を単位にモデル地区を決めて、高さ70センチで円すい形の「セーフティーコーン」の設置を進めています。
県は、県内で5月までに警察に寄せられた不審者の情報が414件で、前の年の同じ時期より35件増え、1人で下校している子どもが不審者にあう例が目立っていることなどから、今年度も引き続きコーンの配布を行うことにしました。
県では希望する小学校を今月30日まで募集し、来月にはコーンを配布する学区を決めることにしています。
県では「地域ぐるみで活動するという機運も高まるのでほかの小学校にも加わってほしい」と話しています。