2008年6月24日 19時39分更新
新見市の湿原では、国内で最も小さいトンボ「ハッチョウトンボ」など初夏の訪れを告げる動植物が見られるようになりました。
新見市哲多町の標高500メートルの山あいにある「おもつぼ湿原」は、貴重な自然が多く残っていて市の天然記念物に指定されています。
湿原では、初夏の訪れを告げるさまざまな動植物の姿が見られるようになり、このうち「トキソウ」はその名の由来にもなった鳥のトキに似たピンク色の花を咲かせています。
また、大きさが2センチほどで国内で最も小さいトンボ、「ハッチョウトンボ」が飛び交う姿も見られるようになりました。
このほか「ナツツバキ」も白い花を咲かせ始めていて、本格的な夏の訪れが近いことを告げています。
「おもつぼ湿原」は、休日には植物の愛好家なども観察に訪れているということで、これから夏にかけてはサギソウやシラヒゲソウなども花を咲かせ始め、かれんな花で彩られるということです。