2008年6月24日 19時39分更新
岡山市の県立岡山聾学校で、24日、学校内を公開するオープンスクールが行われ、聴覚に障害がある子どもの保護者らが参加して、授業の様子などを見学しました。
県立岡山聾学校が行ったオープンスクールには、聴覚に障害がある子どもの保護者や、県内の小学校の教師などおよそ40人が参加しました。
はじめに、小林英雄校長が「自由に見学して、聾学校についてよく知ってください」とあいさつしました。
このあと参加者たちは、教室を訪れて授業や子どもたちの学校生活を見学しました。
案内した聾学校の教師は、授業では、障害の度合いなどに応じて個別に指導を行っていることや、子どもたちが日本語の体系を確実に理解できるようにできるだけ人の話を聞いて自分でも話すよう指導し、手話は補助的に使っていることなどを説明していました。
岡山聾学校では今年度中にあと2回、オープンスクールを行うほか、ことし秋には創立100周年の記念の絵画や彫刻の展示会を開くなど、学校について広く知ってもらうための取り組みを行うことにしています。