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最新ニュースインデックス

[2008年6月24日(火)の KCT TVニュースから]

オーストリア・倉敷現代美術交流展(倉敷市)

オーストリアと倉敷の現代美術作家による交流展が、倉敷市立美術館で始まりました。
弦楽四重奏「アンサンブル¨SОLО(ゾロ)」の演奏で幕を開けたオーストリア・くらしき現代美術交流展は、5年前から自由な立場で表現活動を続けている倉敷市在住の現代アート作家たちでつくる「倉敷文化環境を考える会」が主催しています。考える会の一人倉敷市酒津の造形作家原田杜子史さんがオーストリアの作家たちと個人的に交流を続けてきたことがきっかけで、2005年から交流展を開催しています。オーストリアのサンクトペルテン市との姉妹都市提携50周年を記念した去年から市民企画提案事業として開かれました。今回は、オーストリアから19人、倉敷から11人の現代美術作家が35点を出品しています。オーストリアの作家ヴェルナー・ホルンダーさんは、骨をイメージした立体作品を展示しました。一方、倉敷の原田 杜子史さんは、100個のホタテ貝に木の葉を描いた作品に腐葉土が生まれる自然の恵みの大切さを表現しています。オーストリアと倉敷の現代美術作家の交流展は、今月29日(日)まで、倉敷市立美術館で開かれています。

玉野市の栽培農家 園児をスモモ狩りに招待(玉野市)

収穫時期を迎えた「スモモ」を子どもたちに食べてもらおうと玉野市の栽培農家が地元保育園児を招待しました。
玉野市番田の長谷川海舟さんの果樹園「果舟苑」では5年前から旬のスモモを、味わってもらおうと地元、鉾立保育園の園児を招待しています。今年も2歳から5歳までの園児35人がもぎたての「スモモ」をいただきました。果舟苑ではおよそ20品種、600本を超えるスモモを栽培しており、今は「大石早生」と「ハニーローザ」という品種が食べごろです。園児たちはちょうど背の高さで色づいたスモモをとって、次々とかじりついていました。今年は春先の雨が影響して実が小さめで、例年より3割ほど数も少ないそうですが、甘さは上々です。今年からは1人100円で食べ放題のメニューも始めました。実の出来具合や熟れ具合にもよりますが、8月上旬くらいまでは楽しめそうです。

岡田小ピアノ修理の募金順調(倉敷市)

倉敷市立岡田小学校のグランドピアノを55年ぶりに修理するための募金活動は、順調に進んでいるようです。
今年の春、老朽化した岡田小のピアノを修理するため卒業生やPТA役員ОBなどで結成された「岡田小のピアノを愛する会」では、修理費用を捻出するための募金活動を行ってきました。募金活動は、4月下旬から竹で手作りした募金箱を小学校をはじめ、学区内9箇所に設置したほか運動会やしょうぶ祭りなどの行事で募金を呼びかけました。募金状況を把握するために開かれた「岡田小のピアノを愛する会」の3回目の会議で募金箱をあけたところ一円玉から十円、百円、五百円硬貨、千円札や五千円札もありました。募金活動をはじめて、2ヶ月足らずですが、修理費の半分、およそ21万円集まりました。「岡田小のピアノを愛する会」では、42万円の修理費確保を目指し、ひきつづき、募金を呼びかけることにしています。なお、修理が終わり岡田小学校に帰ってくる9月には、リニューアル記念コンサートを開くことにしています。

川柳の径に案内板設置(倉敷市)

児島由加山にある地元民の句碑が並ぶ通称「川柳の径」にこの程、句の案内板や道標が設置されました。
「川柳の径」は、昭和58年児島鷲羽ライオンズクラブが、由加山中の山道300mほどの間に児島で川柳を学ぶ60人の作品を石碑に刻み整備したものです。今回、案内板を設置したのも同じ団体で、畳一畳ほどの大きさに60人の句と名前が列記されています。この道は倉敷市民などの推薦をもとに企画された「くらしき百景」にも取り上げられ、新聞、テレビで紹介された後、場所などについての多くの問い合わせが、推薦者の大平建二さんや関係者に続いたそうです。大平さんの提案を去年の夏に受けた児島鷲羽ライオンズクラブは看板の表示内容など準備を進め今月初旬、設置にこぎつけました。児島鷲羽ライオンズクラブでは、今後、訪れた人が散策し易いよう石畳なども整備する計画です。また、「川柳の径」だけでなくくらしき百景で取り上げられた場所では地元の人たちの手で案内板や道標が設置される動きが続いていて、地域の魅力を大事にする気持ちを感じ取ることができます。

(最終更新 06/24-19:25)

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