タイでブイブイ言わせている元大臣
国策捜査―暴走する特捜検察と餌食にされた人たち 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:2008-05 |
東証1部上場の中堅ゼネコン「西松建設」(東京都港区)の社員が、海外で作った裏金約1億円を無届けで国内に持ち込んだ疑いがあるとして、東京地検特捜部が外国為替及び外国貿易法(外為法)違反の疑いで同社を家宅捜索していたことが5日、分かった。特捜部は関係社員の事情聴取や押収資料の分析を進め、使途の解明を進めるとみられる。怪しいカネを作るんだったら「海外」で、というのは、最近では政治家の常識になっているようなんだが、コレが東南アジアあたりだと税務署の手も届きにくいわけで、まぁ、在タイ日本大使館には国税の出向もいたりするんだが、そこまで手がまわらない。なので悪いことし放題です。で、山岡俊介さんちでもやってます。
関係者によると、西松建設は海外で工事を請け負った際、工事費を実際より高く見せかけるなどの手口で約1億円の裏金を捻(ねん)出(しゆつ)。同社社員が無届けで国内に持ち込んだ疑いが持たれている。捜索は4日に行われたという。
もっとも、東京地検特捜部が乗り出し、準大手ゼネコンを強制捜索したのだ。当然、その裏金が政治家に渡った件では、との観測が出て来ても当然だ。しかもこの時期と言うことで、実際、ある政治家に関して、あの案件絡みではといった情報が出ているのだ。その政治家とは……。続きは有料サイトで、という事なんだが、それではあまりに色気がないんだが、
もちろん政治家の名前も出てます。でも、有料サイトなので道義上、書きません。でも、今日届いた週刊メールマガジンというヤツで、この件をやってました。
「この社員は東南アジア担当の幹部ですが、裏金作りは、当然、社命でやり、 国内に秘かに持ち込むのも社命だった。ところが西松建設は、この問題が露見 しそうになると、幹部社員を『背任』で訴えようとした。個人犯罪にするつも り。そうさせてはならじと、幹部社員は特捜部に駆け込んで、裏ガネの作り方、 選び方、使い方のすべてを暴露しました」(検察関係者) 捜査のきっかけは、検察の最もありがたがる内部告発だった。それも担当者が、 資料持ち込みで飛び込んできた。使わない手はない。西松建設の社員の年収は平均705万とかいう話もあるようで、不景気の建設業界としてはまぁ、悪くないかも知れないんだが、社命でやった事で犯罪者として「売られた」んじゃたまったもんじゃないw 捕まりそうになった社員が
自分から特捜部に駆け込んで内部告発した、というストーリーらしい。で、週刊メールジャーナルさんちを読んで貰えば判るんだが、毎度お馴染みのお名前が出ております。そういや、
タイでブイブイ言わせている元大臣なんていうのがおりましたな。で、最後の武器商人ルートが手詰まりになっていた特捜が、この内部告発で色めき立っているというんだが、
西松建設幹部社員の内部告発は、当初から「久間の名」がささやかれ、どれも 中断してしまった防衛省政界ルートの最後の切り札になるのか。捜査は大詰め を迎えている。というわけで、特捜はまだ諦めてないよ、というようなお話でした。
コメント