仏・サルコジ大統領 間近で警官が拳銃自殺
イスラエルの首都・テルアビブの空港で24日、フランス・サルコジ大統領が飛行機のタラップを昇ろうとした際、警備の警察官が拳銃で自殺を図る騒ぎがあった。
テルアビブ・ベングリオン国際空港で24日、サルコジ大統領が飛行機のタラップを昇ろうとしていたところ、現場の警備を担当していたイスラエルの警察官が拳銃で自らの頭を撃ち、自殺した。
この騒ぎを受け、サルコジ大統領のカーラ夫人がボディーガードと共にタラップを駆け上がったほか、見送りに来ていたイスラエル・オルメルト首相やペレス大統領も車両に乗って緊急避難するなど、現場はものものしい雰囲気に包まれた。
イスラエルの警察当局は、警察官が発砲したのは自殺のためであり、サルコジ大統領が狙われた形跡はないとコメントしている。