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売春チェーン店摘発、13歳の少女含む女性30人以上を救出―江西、福建省

2008年6月21日、江南都市報が伝えたところによると、江西省や福建省で13歳少女を含む合わせて女性30数人に売春を強要していた風俗店2店がこの5月に摘発されていたことがわかった。

逮捕されたのは、江西省九江市ポー陽県で風俗店「大漢休閑会所」を経営していた張愛国（ジャン・アイグゥオ）、張愛華（ジャン・アイホア）兄妹を含む10人。この店は、江蘇省、浙江省、江西省で10以上の店舗を展開するチェーン店で、個室内でマッサージサービスと偽って、少女たちに売春させていた。張容疑者らはインターネットを使って店員を募集、10代の少女を中心に雇い入れていた。少女らは逃げられないように暴力や性的暴行を加えられた上で軟禁されていた。

今年4月、そのうちの少女4人が張容疑者らの目を盗み、店舗のあるビル2階から飛び降り脱出。1人の少女は着地の際に転び、腰つい骨折の重傷を負ったが、痛みを訴えることもなく急いでその場を離れた。故郷の福建省南平市建陽県にたどり着いた4人は警察に駆け込み通報。警察が内偵を進め、張容疑者らの逮捕にこぎつけるとともに、30人以上の女性を救出。うち6人が未成年で13歳の少女も含まれていた。

調べによると、張容疑者らは摘発を避けるため、店舗の経営期間は最長3か月、最短では2週間とするなど巧妙な手段を使っていた。少女らに売春させ、これまでに100万元（約1500万円）を超える利益を得ていたという。（翻訳・編集/KT）

2008-06-23 12:34:27 配信

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