2007-01-25 イタリア旅行 4
花の都 フィレンツェ
(後付け知識→フィレンツェは紀元前59年に、女神フローラの名前からフロンティアと命名されたのが由来。
街は「花の都」と呼ばれ、15世紀のルネサンス発祥の地としても知られる。)
フィレンツェのドゥオモで待ち合わせ。
安直だけどそんなイメージがずっとあって、旅行前にもう一度読み直した。
その、ドゥオモのクーポラに登れる日を楽しみにしていた。
まずはウフィッツィ美術館へ。
入場までに並ばずに入れるのも珍しいことなのに、
一番有名な「ヴィーナスの誕生」と「春」のところで広々と見ることが出来た。
行く前に仕込んだ知識としては、「春」では花を丹精に描いている最初の絵ともいえるとか。
たしかに、いたるところに花がちりばめられていて、ヴィーナスの誕生でもしかり。
「ウルヴィーノのヴィーナス」は、みずみずしい女性が描かれていて妙に官能的だった。
後付けでは、手に持つバラの花束が「永遠の愛」を象徴し、
窓際にも愛を表現するミルトの鉢がおかれており、足元には忠誠を意味する子犬。
しなやかな肢体とともに、アタシって純粋無垢な愛を注ぎますよアピールの数々。
当時の貴婦人たちが絵の依頼に殺到したというのもうなずける。
美術館の中は結局1時間程度で、シニョーリア広場へ。ダヴィデ像のレプリカ。
ヴェッキオ宮(現:市庁舎)のユリの紋の旗が印象的。
(後付け→メディチ家の出身は薬屋だといわれ、百合の花と丸薬のモチーフになっている)
パトリックコックスだなー、白百合だなーとか思いながらそのまま、
ここも約600年かけて完成。自分が作ったものみれないまま死んだ人が何人も・・・。
6ユーロはらって、お目当てのクーポラへ。
途中、ラクガキをする。もちろん◎+。
ここでもラクガキ用のマジックペンが・・・と思ってしまう。
太っても、歳とって足悪くしても行けないところだから、やっぱり若いうちにきてよかったとしみじみ。
頂上は、フィレンツェを統一したような気分になるいいスポット。
ドゥオモより高い建物が一切ない。京都や日本のほかの都市ではぜったいにできなかったこの景色。
絵心はなくとも、筆をとりたくなる景色だった。
どこいっても日本人は見かける。
ポンテ・ヴェッキオの橋は、ジブリ映画にでてきそうな雰囲気だった。
この橋の上は、ジュエリー街になっていて、それもまたいい。
でも遠目からみた、この橋のすごさは、この街が歴史とともに生きている証拠。
なんとなく、フィレンツェの街のごった煮感が気に入った。
裏通りに入れば庶民的なバールと、庶民的な店。
市場には、花の苗や植木鉢が売っていたし。
GILLiというカフェがレプッブリカ広場の周辺にあって、そこのラテが非常においしかった。
店員も、紳士でスーツをビシッと着込みながら抽出するエスプレッソはもうたまらん。
たまたま入ったプーマショップで、フィレンツェ柄のTシャツを見つける。
フィレンツェの紋が大きく入ったデザインで、お土産屋でおなじようなもの買うより断然イイ。
値段も22.5ユーロでそこそこ。
まぁスタバはもちろんなかったけれど、世界的企業の支店に入るのも悪くない。
aaa 2008/06/25 02:00 落書きをしたのですか?
2008/06/25 02:10 そんな下種な○国人みたいな事しないでしょ
hoppecoppeさんは