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大阪府議会、橋下知事と抗戦へ
24日に発表された大阪府の予算案は7月臨時府議会で審議される。職員の人件費カットや、私学助成の削減などめぐっては、選挙で橋下徹知事を支援した与党内にも異論は多く、府議会各会派は徹底論戦の構えだ。
「与党」の自民、公明両党は、行財政改革に大なたを振るう橋下知事を基本的には支持しているが、警察官や教員を含む職員の大幅な給与カットには難色を示す。
自民党は「士気の低下が起きないか、人材確保がしっかりできるのか問いただす」としている。
公明党も「私学助成の削減は反対。職員の人件費削減も額が大きすぎる」などと橋下知事の改革案に疑問を呈している。
一方、橋下知事と選挙で戦った民主党も与党と同様の反応を示しており、私学助成の削減などは修正を求める方針。知事が提唱している御堂筋などのイルミネーションにも反対する方向だ。
さらに共産党も対決色を鮮明にしており、橋下知事が「堅持する」と明言した障害者施策の中にも廃止される事業があるとして、厳しく見解を問う決意だ。
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