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小5女児に性的暴行 中学教諭を逮捕 |
2008/06/24(火) 本紙朝刊 第1社会 A版 23頁 |
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小学五年の十一歳女児(当時)に性的暴行をしたとして、行方署と県警少年課は二十三日、強姦(ごうかん)と児童福祉法違反(児童淫行(いんこう))の疑いで、行方市立北浦中教諭、小島秀和容疑者(38)=鉾田市札=を逮捕した。容疑を認めているという。行方市教委は緊急の記者会見を開き、被害女児や保護者らへ謝罪した。
調べでは、小島容疑者は二〇〇七年二月中旬ごろ、知り合いの小学五年、女児=当時(11)=が十三歳に満たないことを知りながら、神栖市内のホテルに誘い込み、性的暴行をした疑い。
小島容疑者は、女児とは知人を通じて知り合った。犯行に先立ち、女児をドライブに連れ出し、車内で「ホテルに行こう」などと誘い、性的関係を強要したという。
県警は、小島容疑者が女児に対し同様の性的暴行を繰り返していた可能性があるとみて、余罪を追及する。
事件は去る五月初旬、女児から被害を打ち明けられた知人が行方署に通報したことから発覚。県警は小島容疑者の勤務先の北浦中などを家宅捜索し、小島容疑者の携帯電話などを押収。通話履歴の解析などを進めている。
小島容疑者は一九九六年四月に採用。担当教科は技術科。北浦中には〇三年四月赴任した。
北浦中では女子テニス部の副顧問を務め、「まじめでおとなしい性格。部活にも熱心に取り組んでいた」(同校)という。
小島容疑者は、両親がともに校長を務めた「教育一家」の家庭に育った。現在も独身で、実家に両親とともに暮らしている。
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