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矢吹町の阿武隈高原道路の高架橋下に停まっていた車の中で女性が死亡しているのが見つかりました。警察では硫化水素による自殺とみて調べています。女性が死亡していたのは矢吹町の阿武隈高原道路の高架橋の下に停車していた車の中です。今朝８時前近くで作業していた男性が発見して警察に通報しました。車の中からはトイレ用の洗剤などが見つかったということで警察では女性が硫化水素系ガスを発生させて自殺を図ったとみています。警察で身元を調べたところ女性は北九州市の３５歳の女性で車はレンタカーでした。周辺には硫化水素ガス特有の臭いが立ち込めていたため阿武隈高原道路は一時通行止めになりました。
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千葉県の沖合いで沈没したいわき市のカツオ漁船から救助された乗組員３人が亡くなった仲間４人と共に小名浜港に帰ってきました。一方、現場の海域では行方不明になっている１３人の捜索が続けられています。千葉県犬吠崎の沖で沈没した第５８寿和丸から救助された乗組員を乗せた仲間の船は今朝８時１０分過ぎにいわき市の小名浜港に帰ってきました。救助された３人は用意された車に乗り込み病院に向かいました。また亡くなった４人は駆けつけた遺族と無言の対面を果たしました。一方、現場海域では航空機に加えて海上保安部の巡視船や仲間の船などあわせて３９隻が行方不明になっている乗組員１３人の捜索を続けています。現場海域の波は１メートルほどできのうに比べて穏やかだということですが捜索は難航しています。
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郡山市議会の政務調査費について不適切な支出があるとして郡山市の市民団体が自主返還を求める申し入れを行うことを明らかにしました。政務調査費の自主返還を求めているのは「郡山市議会政務調査費を考える市民の会」です。郡山市議会では議員１人当たり月額１３万円の政務調査費が支給されています。市民の会によりますと議員の行政視察の旅行費用などについて４つの会派で「議員の調査・研究」という本来の目的とはかけ離れた支出があったとしています。また１１５０万円余りの経費をかけた行政視察の報告書が提出されていないケースもあると指摘しています。市民の会ではきょう４つの会派に対して政務調査費の自主返還を求める申し入れをし来月４日までの回答を求めることにしています。
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今月２１日に「振り込め詐欺救済法」が施行されたことを受けて県内の金融機関でも窓口を設けるなどして被害の申し出を受け付けています。「振り込め詐欺救済法」は犯罪に使われた疑いが強いとして凍結された金融機関の口座から被害金を返還するために今月２１日に施行されました。凍結された金融機関の口座については預金保険機構がホームページで６０日以上、告知します。その後、被害者への告知期間を経て口座の残高から被害金が返還されることになります。法律の施行を受けて県内の各金融機関でも被害の申し出を受け付ける窓口などを設けて対応することになっています。預金保険機構によりますと実際に法律の施行に伴って被害金が返還されるのは早くても今年の１１月になるとみています。
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今月２６日に東京電力の新しい社長に就任する清水正孝副社長が県庁を訪問しました。勝俣恒久社長とともに県庁を訪問した東京電力の新しい社長に就任する清水正孝副社長は佐藤知事に社長就任を報告しました。清水新社長は「設備の安全管理に万全を期すとともに災害に強い発電所をめざしていきたいと」と述べました。これに対して佐藤知事は「安全安心」の確保に引き続き全力を尽くすよう求めました。県内の原発をめぐっては傷があっても安全上問題がなければ運転を認める「維持基準」の導入をめぐって６年ぶりに県議会で議論が再開されるなど今後の動きが注目されています。清水新社長は今月２６日の株主総会で正式に承認される見通しです。
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南米・ペルーから来日した「野口英世学校」の子ども達が猪苗代町を訪れました。猪苗代町を訪れたのはペルーにある「野口英世学校」の児童と教職員です。野口英世学校では野口博士の努力を怠らない精神を教育目標に掲げていて今回は５・６年生が修学旅行で来日しました。野口英世記念館では野口博士の生家や写真や手紙など博士ゆかりの品々を見学しました。子ども達はその後会津の伝統工芸「赤べこ」の絵付けを体験し野口博士のふるさとの文化にも触れました。一行は２５日まで県内に滞在し猪苗代町の小学生と交流する予定です。
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サッカーのなでしこリーグ東京電力女子サッカー部マリーゼはきょう日テレ・ベレーザと対戦しました。きょうは小雨の降る天気の中マリーゼのサポーターなど３０００人を超えるファンが詰め掛けました。リーグ６位のマリーゼと対戦するベレーザはリーグ２位です。試合が動いたのは前半２０分。ベレーザボールのコーナーキックです。マリーゼのキーパー天野の頭上を越えたボールにベレーザの澤がうまくあわせて先制点です。マリーゼは前半３０分丸山がドリブルで突破しシュートしますがボールはポストの上へ。後半マリーゼは１点を返しますがベレーザが２点を追加し結局３対１でベレーザが勝利です。マリーゼはリーグの対戦成績を２勝６敗としました。
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来月９日に開幕する夏の高校野球福島大会を前に審判の講習会が開かれました。審判の講習会は夏の大会開幕前のこの時期に技術の向上とルールの確認をかねて県高校野球連盟が毎年開いています。講習会には夏の大会をジャッジするおよそ６０人の審判が参加しました。そして参加全員でストライクゾーンの範囲など基本的なルールを確認しました。また高校の野球部員の協力で実際に動きの中でどんなときに守備妨害になるのかなどを確認していました。夏の高校野球福島大会は来月９日に開幕します。
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桑折町では軽トラックに新鮮な野菜をのせて販売する「軽トラ市」が開かれています。桑折町上町の商店街の一角で開かれた「桑折宿軽トラ市」には１０台の軽トラックが並びました。町おこしのために先月に続いての開催で農家の人が野菜を収穫に行った軽トラックでそのまま販売しているのが特徴です。荷台にはトマトやキュウリインゲンなど今朝地元で採れたばかりの新鮮な野菜が並べられています。訪れた人たちは品定めをして買い求めていました。
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郡山市ではふくしま太鼓フェスティバルが開かれました。ふくしま太鼓フェスティバルは太鼓の文化を受け継いでゆこうと毎年開かれています。郡山市のユラックス熱海で開かれた今年のフェスティバルには県内１４の団体に加え国内トップレベルの実力をもった大分県や石川県、秋田県など県外の団体も参加し日頃の練習の成果を披露しました。会場にはたくさんの太鼓ファンが訪れ息のあった迫力ある演奏に聞き入っていました。
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ファン待望の夏の福島競馬がきょうから福島市のＪＲＡ福島競馬場で開幕しました。きょう開幕した夏の福島競馬。ＪＲＡ福島競馬場にはナマの迫力あるレースを楽しもうと午前中からたくさんの競馬ファンが訪れています。きょうはメインレースの「さくらんぼ特別」など全１２レースが行われることになっています。レースの着順が決まるたびに訪れたファンから大きな歓声があがっていました。夏の福島競馬はきょうから来月１３日までの毎週土曜日と日曜日のべ８日間の日程で開催されます。「七夕賞」などの重賞レースのほか、今年から「メイクデビュー福島」の愛称がつけられた新馬戦にも注目です。また、期間中はお笑い芸人によるステージショーやポニーの乗馬体験など様々なイベントも予定されていて、たくさんの人で賑わいそうです。
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きょうは二十四節季のひとつ夏至です。会津若松市では街なかの電気を消してロウソクの灯りで過ごす「キャンドルナイト」が開かれました。きのうの夜会津若松市の神明通りで開かれたキャンドルナイト。アーケード街の電気が消され、優しいロウソクの灯りで会津の夜が包まれました。このイベントは夏至の夜午後８時から１０時まで電気を消して、地球環境を考えようと各地で開かれています。会場に並べられたロウソクはあわせて３００個。カラフルなペットボトルに入れられ幻想的な世界を演出します。こうしたなか会場では地元ミュージシャンのコンサートも開かれ訪れた多くの市民を魅了していました。地球温暖化を考えるこのキャンドルナイト。今年は北海道・洞爺湖サミットが開幕する来月７日まで各地で開かれるということです。
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修学旅行でぺルーから福島県を訪れた「ヒデヨ・ノグチ学園」の生徒の歓迎会が開かれました。修学旅行で福島県を訪れたのはペルーにある「ヒデヨ・ノグチ学園」に通う１５人の生徒です。尊敬する野口英世博士のふるさとで成功のヒントを学ぶことが目的です。歓迎会では生徒たちが日本語で歌を披露しました。修学旅行の費用はペルーの７ヶ月から１０ヶ月分の給料にあたりこれまで両親が積み立てきたということです。生徒たちは２５日まで県内に滞在し猪苗代町の野口英世記念館などを見学するということです。
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北京オリンピックの自転車競技に出場する伏見俊昭選手と渡邉一成選手の壮行会がいわき市で開かれました。いわき市の平競輪場にはたくさんのファンが集まりました。白河市出身の伏見俊昭選手。そして双葉町出身の渡邉一成選手を激励するためです。ファンから花束を受け取ると笑顔をのぞかせていました。壮行会では２人に名前入りの日の丸がプレゼントされました。書き込まれたメッセージはあらかじめファンに呼びかけて募ったものです。北京オリンピックでメダルを獲得して欲しい！みんなの熱い思いが込められています。サインや記念撮影に応じるなど地元のファンとの交流を深めた２人は改めて北京での活躍を誓っていました。
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きのうの夜相馬市の銀行で起きた強盗事件で、警察は夜間金庫の利用客を狙った計画的な犯行とみて逃げた男の行方を追っています。この事件はきのうの午後８時前相馬市の大東銀行相馬支店で、夜間金庫に売上金を預けようとした女性店員が男に突き飛ばされ現金およそ５０万円が入ったバッグを奪われたものです。これまでの調べで夜間金庫は２４時間利用が可能で犯行の時間帯は営業を終えた店からの預け入れが多いということです。このため警察では夜間金庫の利用客を狙った計画的な犯行とみて逃げた男の行方を追っています。
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桑折町を流れる産ヶ沢川では今年もホタルが飛び始めました。桑折町を流れる産ヶ沢川では今年もゲンジボタルが飛び始め、きのうはおよそ６００匹が姿を現しました。川の汚れなどから一時はゲンジボタルがいなくなってしまったといいますが桑折町蛍保存会が中心になって清掃活動などを行なった結果、その幻想的な姿がもどってきました。これから多い時には２５００匹を超えるゲンジボタルが姿を見せるということです。産ヶ沢川では今月２５日から５日間にわたってホタル祭りが行なわれます。
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来年の春に就職を希望する高校生を対象にした求人票の受け付けがきょうから県内のハローワークで一斉に始まりました。福島市の「ハローワーク福島」でもきょうから求人の受付が始まり企業の採用担当者が来年春に卒業する高校生を対象にした求人票を提出していました。寄せられた求人票は来月１日から各高校で掲示されその後９月１６日から企業による採用試験が始まります。ハローワーク福島によりますと原油の高騰などの影響で一般に対する求人は少なくなる傾向にありますが若い年代の労働者が不足していることから高校生に対する企業の求人意欲は高まっているということです。このため県内の高校生を対象にした今年の求人数は１万人余りの求人が寄せられた去年並みかそれ以上になる見通しということです。
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全国で問題になっている「微量採血器」の使いまわしについて福島県が調査したところこれまでに２２の医療機関で使いまわしが分かりました。「微量採血器」の使い回しが分かったのは郡山市医療介護病院など郡山市内の２１の医療機関と県立会津総合病院のあわせて２２ヵ所です。このうち郡山市医療介護病院では糖尿病患者の血糖値を測定する微量採血器の先端部分に使われる「保護キャップ」とよばれる部品を消毒して複数の患者に使いまわしていました。採血器の針や保護キャップなどは血液感染の恐れがあるとして厚生労働省が使い回しを禁止しています。福島県の調査によりますと県内で使い回しが分かった病院では今のところ感染症などの健康被害の報告はないということです。福島県では引き続き保健所などを通じて実態の把握に努めるとしています。
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仙台管区気象台はきょう、東北地方が梅雨入りしたと見られると発表しました。福島県を含む東北南部の梅雨入りは去年より２日早く平年よりは９日遅くなっています。
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今月の県内のレギュラーガソリン１リットルあたりの平均価格は「１７３円」で調査を始めてから初めて１７０円を突破しました。福島県が県内３５のガソリンスタンドを対象に行った調査によりますと、レギュラーガソリン１リットルあたりの平均価格は１７３円でした。これは前の月から１４円値上がりし調査を始めてから初めて１７０円を突破しました。また、１８リットルあたりの灯油の店頭価格は２０２９円でした。こちらも前の月から２８５円値上がりし最高値を更新しています。福島県では「卸価格の引き上げを示唆している石油元売もあることから引き続き価格の動向を注視していく必要がある」としています。
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無免許で宅地建物取引業を営んだとして郡山市の５８歳の男が逮捕されました。宅地建物取引業法違反の疑いで逮捕されたのは、郡山市日和田町の建設会社経営吉田啓三容疑者です。警察の調べによりますと、吉田容疑者は県知事から宅地建物取引業の免許を受けていないのに郡山市内の３ヵ所の土地と住宅４棟を売却した疑いです。吉田容疑者は転売目的で土地と建物を手に入れ売却して利益を得ていたと見られていて、「金が欲しかった」などと供述しているということです。警察で余罪を追及しています。
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今朝いわき市の国道で乗用車とトラックが出会いがしらに衝突し乗用車の６７歳の男性が死亡しました。事故があったのはいわき市四倉町の国道６号線の交差点でけさ５時ごろ国道に出てきた乗用車と国道を走ってきた大型トラックが出会い頭に衝突しました。この事故で乗用車を運転していた近くに住むトラック運転手皆川輝綱さん（６７）が全身を強く打って間もなく死亡しました。大型トラックの運転手にケガはありませんでした。現場は信号機のある交差点で警察で当時の状況などを詳しく調べています。
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郡山市の路上で大学生２人に暴行を加えたうえ、現金５０００円を奪った男２人に懲役３年６ヵ月の実刑判決が言い渡されました。強盗傷害などの罪で判決を受けたのは白河市の無職、大森覚被告と宮城県の無職、武者琢磨被告です。判決によりますと２人は去年の１１月郡山市安積町の路上で、男子大学生２人に暴行を加えた上、現金５０００円を奪いました。判決公判はきょう福島地方裁判所郡山支部で開かれました。この中で竹下雄裁判長は「金が無いなら他人から奪えばいいという動機は短絡的かつ身勝手で酌量の余地は無い」と厳しく指摘して２人に懲役３年６ヵ月の実刑判決を言い渡しました。
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先月二本松市の空き地に木くずや廃プラスチックなどの産業廃棄物を不法に捨てたとして二本松市の男２人が逮捕されました。廃棄物処理法違反の疑いで逮捕されたのは二本松市馬場平の会社員根本正勝容疑者と二本松市岳温泉の臨時社員中原文三容疑者です。二本松警察署の調べによりますと２人は共謀して先月７日と８日に根本容疑者の自宅近くの空き地に木くずや廃プラスチックなどの産業廃棄物およそ７トンを不法に捨てた疑いです。２人は同じ土木建築会社に勤める同僚で警察の調べに対し容疑を認めているということです。不法投棄現場の近所の人からの通報で事件が発覚したもので、警察ではどこから持ち込まれた産業廃棄物なのか犯行の詳しい経緯などを調べています。
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