2008-06-23
はてなブックマークコメントへの返事
id:ohnosakiko さんの記事のブックマークページにおける私のブックマークコメントに対し、id:takisawa さんから説明を求められたので。
→はてなブックマーク - id:aozora21さんへの反論 - Ohnoblog 2
2008年06月22日 takisawa id:aozora21さんと大野さんに、天上界からの助言をした。/↓上から目線だと何だと言うのでしょう? 教えて。ただもし「気に入らない」という第二反抗期のようなくだらない話なら説明は不要です。
2008年06月22日 Marumameko communication 議論を追いかけてみたがaozora21さんが大野さんの名誉を傷つけているようには感じなかった。『ずうずうしい人ですね。そういうのを「バカの甘え」と言います』←絶句。識者の余裕すらない本来の意味での「上から目線」
はてなブックマークコメントの字数制限により、不本意ながら短絡的な書き方であったことは認めます。
記事を読んで感じたこと、言いたかったことは…
『ずうずうしい人ですね。そういうのを「バカの甘え」と言います』という棘のある言葉を投げつけることは、大野さんがaozora21さんにされたと感じて不快だった人格攻撃ではないのでしょうか。そういう人格攻撃を「私は論理的に議論ができる技量がある人間」、「論理構築ができない人間aozora21さん」と対比させた視点で行えば、私を含めた第三者の立場の読者(大野さんは次のようにお書きになっています→記事から引用:『別にaozora21さんに理解してほしいとも納得してほしいとも思いません。あの記事を読んだ第三者に向けて書いています』)は大野さんを理解するどころか、逆効果ではないかと思いました。
大野さんのブログの全ての記事を拝読しているわけではありませんが、フェミニズムに関しての豊富な知識と小気味よい切り口に溜飲を下げたり、勉強させてもらったりしていました*1。私の中ではフェミニズムに関しては識者でいらっしゃるという認識です。「識者」は豊富な知識を持ち論理的に思考し、社会における事象などに言及または議論できる技量がある人だと考えます。「識者」はまた自身の主張に対する反応をすくい上げてフィードバックし、自身の主張の更なる論理構築を行える人だと思います。大野さんにもそれを期待しておりましたので、あのような個人攻撃は一読者として残念であった…いえ、もっと正直に言えば失望しました。
学問とは別に、人生(実体験)の中で真理に迫るかも知れない信念を掴むこともあります。また私が見るところaozora21さんは、子育てを含むご自身の体験を踏まえて社会との関わりを真摯に考察している人です。自らの体験を通した例の流行歌についてのaozora21さんの考えは、私には説得力がありました。反応が届きやすいブログ(インターネット)の場で意見をアウトプットしているのですから、大野さんは論理的ではないが体験を通した着眼点や意見を切り捨てたり未熟さを論って拒絶せずにご自身に取り込んで、第三者の読者にいたずらに拒否感を与えない表現と納得できる主張を展開していただきたかったと思います。これは私の勝手な期待であって、大野さんに変れという要求ではありません。
なお、大野さんご本人は私のブックマークコメントを(おそらく取るに足りないとお思いになって)スルーされているのに、takisawaさんからご質問を受けたので答えたわけですが、内容は大野さんへ向けての思いになっています。takisawaさんが「反論するなら理論武装してこい」という姿勢でいらっしゃるのは一向に構いません。大野さんのブログの、一応以前からの読者の一人としての私が、識者と思っている大野さんだからこそ、以上のように「がっかりした」と感じたまでです。
*1:全ての記事と主張に共感していたということではありません。