失敗は成功の母というけれど、どの失敗かがわかれば強い
テーマ:second lifeプロモーション- 言われた仕事はやるな! (朝日新書 109)/石黒 不二代
- ¥735
- Amazon.co.jp
ネットイヤーグループの代表であり、ネットの中では数少ない女性代表である石黒さん。
その方が書いた「自叙伝&ネットイヤー広報本」である。
概要
------
言われた仕事をただこなしているだけでは、個人や組織の成長は見られない。石黒不二代のシリコンバレーでの実体験をもとに、「失敗した人を評価する」企業文化が、如何に個人を成長させ、企業を躍進させるかを語った組織論。
------
second life市場は失敗市場である。
これほど明確で先進的な失敗市場はない。
だからこそ、とても楽しい。
この分野で動く人間には、何か特別な「匂い」がする。
他の市場も分析しているが、この失敗市場は、チャレンジ精神にあふれ、自己向上意欲が旺盛。
何気ない行動も、他の分野から比較すると、とても先進的な行動に思える。
失敗市場であるsecond lifeは、より優秀な人材しか生き残れない。
それは、失敗し続けるだけの「底が深い人材」でなければ、淘汰されるからだ。
1年間程度で、止めるのは、それだけ「底が浅い」からである。
決してseocnd life自体が「底が浅い」のではない。
骨折したから死ぬわけではない。
second life事業を見ると、簡単にあきらめる企業が多い。
私から見ると、単に骨折した程度である。
けっして事業が倒産するような事はない。
それほど、お気軽な分野であり、コストもほとんどかからない。
失敗分野の再検証
経営における事業は、失敗を連続させない事であり、持続化させる事である。
失敗を再検証し、再発防止をし、事業転換を加速させ、その上で継続化させる。
誰よりも先にコストを見極める
失敗のコストが見極める事が可能になれば、大きな「怪我」をしなくなる。
そうすれば、中・長期的な事業運営が可能になるばかりでなく、少なからずの「付加価値」が生まれ、利潤が可能となる。
本の後半は、いかに失敗するかのノウハウである。
特にスタンフォード大学時代におけるMBAの講義内容は、とても面白い。
「失敗学」のノウハウ論や評価の仕方など、日本にいては全く体験できない貴重な話が書いてある。
ネットイヤーグループ、自己実現の支援『チャレンジタスクフォース制度』を実施
~『自分がやりたいこと』が事業拡大およびサービス強化へ~
引用
-----
ネットイヤーグループ株式会社 (所在地: 東京都渋谷区 代表取締役社長 兼 CEO 石黒不二代) は、2008年6月より、事業拡大及びサービス強化を目的として、社員が自ら立案した計画に取り組むことができる「チャレンジタスクフォース制度」を開始しました。本制度は、当社が目指す「自己実現できる会社」という考えに則っています。
-----
なるほど。
確かに目指す方向は正しいが、実際に対応しているのかが重要。
実際、second life事業をみれば、上場企業で対応しているのは数社のみだ。
実際に対応しなければ、ショッピングモール誕生時代の楽天市場のように、少しは零細企業が入る込む余地は十分ありそうだ。