ソフトバンクモバイルは23日、米アップルの「iPhone(アイフォーン)3G」の端末価格や通信料金を発表した。1台当たり4万円超の販売奨励金を投じ、実質価格は2万3000円強(低価格機)に抑える。まず端末を広く普及させ、音楽や動画などデータ通信サービスで収益を稼ぐ事業モデルを確立する。NTTドコモ、KDDI(au)に後れをとっていたネット機能の高い端末でのシェア獲得を目指す。
新規契約の場合の端末価格はメモリー容量8ギガ(ギガは10億)バイトの機種が実質2万3040円、16ギガバイトの機種が3万4560円。機種変更の場合はこれより高くなる。他の国内メーカーの最上位機種(実質5万円前後)の半額から3割近く安い価格に設定した。(23日 21:06)