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骨太の方針:医師不足など重点化 諮問会議が原案策定

 政府の経済財政諮問会議(議長・福田康夫首相)は23日、福田政権で初の経済財政改革の基本方針「骨太の方針08」の原案をまとめた。09年度予算編成に向けて総論として「最大限の歳出削減」の方針を示したが、医師不足対策や救急医療を重点課題とし、従来の社会保障の抑制目標から外して「聖域化」した。「社会保障の新たな歳出は、他分野の歳出削減で捻出(ねんしゅつ)」としたものの具体策は示さず、消費税増税の議論も事実上、今後の政府・与党協議に先送りした。

 大田弘子経済財政担当相は会見で「医師不足、救急医療のたらい回しが起きている。医療の本来の機能を損なってまで財政が健全化されれば良いということはない」と説明した。【尾村洋介】

毎日新聞 2008年6月24日 東京朝刊

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