2008年6月23日 19時43分更新
雨のシーズンに入り、岡山県真庭市は、土砂崩れなどの災害に備えようと、避難の際に手助けが必要となる障害者やお年寄りの名簿をまとめ、地元の消防団などに配りました。
この名簿は、災害が起きた時に自力で避難することが困難な障害者やお年寄りがどこに住んでいるのかをあらかじめ把握して支援に役立てようと、真庭市が作成しました。
23日は、真庭市役所で名簿の伝達式が行われ、井手紘一郎市長が地元の消防団と民生委員、それに社会福祉協議会の代表に名簿を手渡しました。
名簿には、あわせて5700人余りの名前や住所、生年月日や電話番号のほか体の障害の程度などが記されています。
名簿を受け取った真庭市消防団の松尾守康団長は、「災害で避難が必要な時には名簿を活用してスムーズな支援を行いたい」と話していました。