このブログは桜井淳水戸事務所と桜井淳カリフォルニア事務所の(1)業務内容(2)桜井淳個人情報(3)米国での活動内容(4)専門家養成のための学術セミナー開催案内等を掲載するHP代わりの硬いブログです。スタッフが交替で最新情報の更新や新項の追加をしています。 各項を順序よく読むと((a)事務所業務内容紹介(b)桜井所長学歴(c)哲学(d)著書(e)学術セミナー(f)米国での活動内容)、情報の価値が分かります。ここに記載した情報の信頼性は、他のいかなる組織・団体・文献・電子情報よりも、格段に高く、すべての判断基準になります。情報の信頼性については両事務所のスタッフがすべて責任を負います。著作権・情報のオリジナリティを確保するため、本ブログの内容のコピー・事実関係の引用・電子媒体へのリンク等は、すべて禁止します。不正行為を確認した場合には米国感覚で法的手続きを行います。事務所への連絡・メッセージは、各項の欄外のメールマークをクリックすれば、わかるように、アメーバ会員に手続きすれば、誰でも、自由にできます。ただし、送信者の身元は、サイバーエージェントによって管理されています。
以下の内容は"水戸"からの情報です。桜井淳所長は、2年前から、匿名のインターネット通信でも、犯罪捜査になれば、通信情報を解読され、逮捕されると繰り返し、警告してきましたが(ブログ「新・市民的危機管理入門」)、最近の秋葉原無差別殺傷事件後の同様の書き込みに対し、次々と逮捕者が出ており、まだ、現実が何も分かっていない人達に哀れみすら感じているそうです。それは、桜井所長の警告に否定的な主張をした一部の無責任な人達による犯罪助長行為であり、それも犯罪に値するそうです。以下、いささか長い引用になりますが、6月23日19時5分配信の「J-CASTニュース」を引用し、注意を喚起します。逮捕されて有罪になれば、前科になり、将来の就職に確実にマイナスになりますから、十分慎重な対応を求めます。
「インターネット上の掲示板で爆破予告や殺害予告をして逮捕されるケースが相次いでいる。警察もプロバイダーなどに「通報要請」をしており、「犯罪予告をすれば捕まる」というのが半ば常識にもなりつつある。それでも、東京・秋葉原での殺傷事件以後も同様の書き込みで逮捕される「模倣犯」は後を絶たない。専門家からは、「『書けば捕まる』のは頭では分かっていても、いざ捕まってみないと実感がわかないのでは」との声も聞こえてくる。2008年6月8日に秋葉原で17人が殺傷された事件では、加藤智大容疑者(25)がケータイ向け掲示板に「犯行予告」を行っていたことが注目を集めた。それ以前も、掲示板上で「女子生徒を殺害する」「建物を爆破する」といった書き込みをした容疑者らが逮捕される事例が相次いでおり、「犯行予告をすれば捕まる」といった趣旨の報道も増えていた矢先の出来事だった。実際、警察では、ネットへの対策を進めている。各都道府県警察ではハイテク担当の捜査官を置いているほか、警視庁では「コンピュータ犯罪捜査官」を中途採用してもいる。このポストに応募するためには、「シスアド」などのIT関連資格を持っているほか、民間で3年以上の職歴があることが条件で、ハードルはそれなりに高いと言える。さらに、事件を受けて、警察庁と総務省は全国のISP(インターネット接続事業者)などに対して、ネット上で犯行予告を発見した際には警察に通報するように要請を行ってもいる。いわば、犯行予告をする側からすれば「外堀は埋まった」かのようにも見える状態だが、それでも犯行予告は収まらないのだ。最近の事例をざっと見ただけでも、6月22日には、橋下徹大阪府知事の暗殺予告を掲示板に書き込んだとして、東京都の会社員(33)が逮捕されているほか、翌6月23日には、ディズニーランドでの殺害予告などで、少なくとも3人が逮捕されている。ネット上の犯行予告をまとめてあるサイト「予告.in」を見ても、毎日のように逮捕者が出ていることがわかり、特に中高生などの若年層が目立つ。それにしても、「捕まることは分かっている」ようにも思える状況にもかかわらず、何故犯行予告はなくならないのか。ジャーナリストの井上トシユキさんは「捕まってみるまで実感がわかないのでは」と分析する。「爆破予告で捕まった中高生は『ムシャクシャしてやった。今は本当に反省している』などと供述する例が多いそうですが、これはネタじゃなくて本当なんだと思います。彼らは捕まることは頭では分かっていても、いざ捕まってみて『ああ、本当に捕まるんだ』と、初めて実感を持っているのでしょう。私たちの世代でも、ちょっとした悪いことを『どこまでやると、親に怒られるのか』といった感覚で試してみたことありますよね? 彼らも、『living on the edge(境目を生きる) 』というか、それに近い感覚で犯罪予告をしてしまっているのだと思います」。なお、前出の「予告.in」の運営者は、「予告inに通報された実名が確認できて、かつ悪質だと判断できるものを中心に通報していこうと思って、110番に通報していたら、『いま居る住所は?そちらに警察官、向かわせますんで』と言われ、警察が画面を見る為に、わざわざオフィスまで来て、ちょっとビックリした」とブログ(6月13日)で明かしており、警察もサイトに関心を寄せている様子だ。「ちょっとしたいたずらで(犯行予告)やりました」では許されない傾向が加速していくのは間違いなさそうだ。」
Tさま
モンテカルロ第一世代研究者の船研のUは、モンテカルロは難しく、特定の人にしかよい結果を出せないことを強調し過ぎたため、なかなか、普及しませんでした。そして、原研の第一世代のSとIコンビ、NとMコンビは、研究としてしか考えず、安全審査対応への努力を怠ってしまいました。東大はモンテカルロ嫌いになっていました。その中で東大のNを原子力学会のモンテカルロ研究専門委員会の主査にしたことは、歴史的転換でした。しかし、急死されたことは、想定外でした。つぎの戦略として、安全審査に大きな影響力を有する東大の先生方をもう一度、取り込むことが重要であり、東大のOやKの理解と協力を得るため、頭を下げなければなりません。
桜井淳
Tさま
原子炉でのCf252(半減期2.62年の自発核分裂核種、研究用中性子源や軽水炉の起動用中性子源として利用)の生成法についての私の疑問に答えていただきありがとうございました。私は、約四半世紀前、原研原子炉化学部の研究者が原子炉でCf252の生成を行ったという新聞記事の内容を記憶しています。当時の専門家のコメントには、「生成したことに価値があるのではなく、微量な化学分析の能力に意味がある」とありました。今回、いただいたメールには、「Cf252は、U238の多重中性子捕獲により生成され、14回の中性子捕獲反応と6回のベータ崩壊で生成される」とありますが、改めて、手元の核図表(KARLSRUHER NUKLIDKARTE, 4.Auflage 1974)を眺めてみると、唯一の方法は、そのようになるのかも知れませんが、反応の中性子断面積からすれば、気の遠くなるような小さな発生確率であり、よくそのようなことを意図したものだと感心しました。材料試験炉のような高中性子束の原子炉の炉心に10年くらい入れておかないと、うまく生成できないように思えます。米企業は、マイクログラムオーダーのものを数百万円で販売していますが、それで商売になるのでしょうか。私ならば、大型高エネルギー重イオン加速器を利用し、加速イオン核種とターゲット核種の組み合わせを工夫し、直接、Cf252を生成します。この方法の方がはるかに効率が高く、経済的であるように思えますが、何か不都合なことでもあるのでしょうか。
桜井淳