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掲載記録

AD.2007

 【06/26】 new!

タイトル画面

2007/06/26(tue)

N64タイトル頂上決戦エントリーNO1

 某巨大掲示板での64関係の話題だと「隠れた名作」だとか、「コレはやっとけ」だとか、メインに話題になってるのは「このタイトルはイイヨ」といったレスです。「まぁ、このタイトルはオレしか知らないけど、こんなにハマれるゲームなんだぜ」みたいな、なんとかロクヨンの面白さを広めよう、同じタイトルを遊んだ数少ない猛者同士で語り合おう! っちう雰囲気があります。ロクヨンで発売されたタイトル数は少ないからね。その分、面白さのエキスがソフト一本一本に詰まってます。組長の目指した「少数精鋭」路線はちゃんとソフトを通して、我々ユーザーに伝わってますよ。

 それでも、タイトルごと、1本1本に「少数精鋭」エキスをこめて送り出したつもりの任天堂でも、ちょーっとエキスが品切れになっちゃってたタイミングがあったみたいで。

 昔、ハード戦争をしていた敵陣営の人物で「任天堂はオコチャマ向け」みたいな発言をされてたみたいで、それはどうやら「●リオ」とか「●ケモン」とか、主な購買層が低年齢層なタイトルを指してそういったのだと思うのだけど、その発言した人物が属していた陣営のハードからは、もちろん、「●リオ」だとか「●ケモン」の売り上げを軽ーく超えるようなタイトルをたくさん揃えているからそんなセリフが出るたですよね?

 そんな売り上げ云々の話はさておき、この「オコチャマ」発言は、任天堂ハードの熱狂的なファンからしたら「実際にプレイしてる層のメインがそんなに低いわけがないだろ」とスルーしたり、「当時、初代●ケモン購った購買層が今一体いくつになってると思ってるのか」と反論のスキがアリアリなわけです。

 ただ、今にして思えば、任天堂信者としてもこの発言の真意を汲み取れなかったのは少々の誤算のようでした。

 あのヒトはこう言いたかったのじゃないか、と。「ニンテンドウ64で出てる『忍たま乱太郎』はオコチャマ向け」だと。
 という理由から、今日は、他陣営のトップからも注目されるようなオコチャマゲームの『忍たま乱太郎 64ゲームギャラリー』を紹介したいと思います。

選べない戻れない

 基本的なモードは3つ。オチものPZGのように、画面上から落下してくるイラストの描かれたパーツを画面下に書かれたパーツと同じ列に落とす「落としてポン」、倉庫番のように、画面に散らばったブロックを、特定の場所に移動させてイラストを完成させる「テキパキキューブ」、画面右半分に表示されたお手本を元に、バラバラになったピースを並べてイラストを完成させる「ワイワイジグソー」です。

 どのゲームも全体的にスピードがスローなのは、小さな子供が目で追えるようにという配慮だというのはわかるんですが、ボタンを押してから画面の中のキャラの反応するのがワンテンポずれるのは作り方として逆じゃないですか。自販機でボタンを押してもジュースが出なかったら叩いて押してみたり、ゲーセンでメダルが入らなかったら突き指するぐらいメダルを入れなおしてみたり、回線の細いパソコンで画面が出なかったらeマークを無限クリックして何枚もウインドウを開けちゃうような、子供って「反応無かったらより強いアクションを行う生き物」ですよ?

 そういった子供用に調整してあるゲームを、大の大人としてガマンしつつプレイしたんですが、子供向けにバランスを取ったゲームが大人がプレイするもんだから、基本終わりません。どのモードのゲームもクリアーという概念が無いんで、その気になれば延々遊び続けることが可能。ジグソーパズルもどきのワイワイジグソーは「全部のイラストをクリアーしたらエンディングにでも行くだろう」と考えて、16ピースのパズルを延々繰り返すという拷問を続けてたら、難易度は16ピースのまんまで、アレ、同ジ絵ガ出キタヨ? 一通りクリアしたらまた最初に戻るくらいなら、「おめでとう」程度でもいいからメッセージだけでも出してくれよ!

 ちなみにこのワイワイジグソー、どれでも好きな絵を選べるタイムアタックと、次々と絵を変えてプレイし続けるチャレンジのふたつモードがありますが、チャレンジだと挑戦したが最後、リセットボタンを押さないとモード選択に戻れません。他のモードはゲームオーバーなりクリアーという概念があるから、多分、企画書かフローチャート作成した段階で、ここだけシステムが特殊なのを見逃してた雰囲気が濃厚です。あそっか、子供ならそういうの気にせずリセット押しちゃうからどーでもいいや! って企画通した人間が考えただけですよね!

 そろそろこのゲームの紹介をするのもどーでもよくなってきたんで、そろそろテキストを締めさせてもらいますが、某巨大掲示板で「ロクヨンって良作揃いだけど●●はクソゲー」みたいな書き込みがあって、まー、ダメな理由がなくっちゃ単なる遊び手の好みの問題でしかないよね……と思うのですが、個人的にはこのソフトこそがロクヨンクソゲー四天王の一角を担う存在だと思います。いや、カッコよく「四天王」という言葉を使ったものの、ロクヨンカートリッジ200本弱をプレイした実感としては、他の3本は挙げられませんが。「バカゲー」という評価のタイトルは何本かあるんだけどね。このゲームこそが、ロクヨン・クソゲー・オンリー1じゃないですか? 「クソゲー」って言うか「ダメゲー」、そんな気分にさせられるタイトルです。

ゲーム画面

 ゲームモードのひとつ「テキパキキューブ」のプレイ画面。イラストの描かれたパーツを、画面中央に見えているオレンジ色のマスの上に、イラストが完成するように動かす倉庫番もどきのミニゲーム。実際には「押す」と「引く」動作が可能で、「引く」方が素早くピースを動かせるので、あまりピースを「押して」運ぶゲーム……という印象は少ない

ゲーム画面

 早い話がジグソーパズルな「ワイワイジグソー」。16ピースのパズルを延々と解いていきます。ピースの数が増えたりはしません。延々16ピースのジグソーパズルを解いていきます。カーソルの反応がもっさりしてるんで、プレイしてるとジワジワとストレスが溜まってきます

ゲーム画面

 全部のピースを置いてあっていれば「おめでとう」の文字と共に次のイラストへ(※「チャレンジ」選択時)。ちなみに上の画面は「全部のピースを置いたけどピースの位置があってないためクリアじゃない」画面です。全18枚のイラスト中、こういったミスが起きそうなのはこの1枚ぐらい。逆に言えば他のイラストはそれほど難しくない

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