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周防監督ら えん罪を考える |
06/22 18:20 |
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33年前に死刑に処せられた男性が無実だったとの見方がある「福岡事件」を例に、えん罪事件を考える講演会が開かれました。
講演会にはえん罪事件を題材にした映画を製作した周防正行監督らが参加しました。
福岡事件は1947年に、博多区で日本人と中国人の2人が射殺された事件で、2人に死刑が言い渡されました。
1人は無期懲役に減刑されましたが、西武雄死刑囚はえん罪を訴えたまま、1975年に刑が執行されました。
遺族や支援者は現在でも再審を請求しています。
周防監督は痴漢のえん罪事件を題材とした映画を製作した経験から、「起訴されたら有罪という思い込みが裁判官の中にもある」とと述べました。
さらに、周防監督は、「一般の人が考えるほど被告の声は裁判官に届いていないのではないか」と現代の刑事裁判を分析しました。
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