福岡・宗像市 田熊石畑遺跡から銅剣4本
福岡・宗像市 田熊石畑遺跡から銅剣4本 06/21 19:44

福岡県宗像市の弥生時代の墓の遺跡から今月、人骨とともに銅剣4本などがまとまって出土し、宗像市が発掘調査を進めています。

福岡県宗像市の田熊石畑遺跡で今月6日、銅剣4本、銅戈1本、翡翠製の珠1点、碧玉製管玉10数点が1つの墓からまとまって出土しました。

弥生時代中期において青銅製の剣などの武器が一緒に埋葬されたのは、位が高い人物の墓であるとされていて、1つの墓から5つもの青銅武器が出土するのは、極めて珍しいことです。

発掘された墓は族長クラスの人物のものとみられ、これまで弥生時代の北部九州において中心地ではないとされていた宗像地区の役割を見直す上で貴重な発見であるということです。