構造・工法
特 徴
長 所
短 所
軸組工法
木造住宅で一番多い工法で、主に柱と梁で家の骨組みを作る。
間取りデザインの自由度が高い。
職人の技量により品質の差が出る。
強度に劣る。
火災に弱い。
ツーバイフォー
2 インチ× 4 インチの角材で壁を作る。
面構造なので軸組みより強度がある。
設計面で開口部に制約がある。
軽量鉄骨造
重量鉄骨造
鉄骨で柱と梁を組み立てる。
軽量鉄骨より肉厚が厚いのが重量鉄骨。
木材より強度があり、長いスパン(柱間)がとれる。
腐食や錆に弱い
耐火性に劣る。
外壁はボードを貼るので、定期的に防水工事をしないと雨漏りが起こる。
鉄骨の特性で、地震や振動でよく揺れる。
プレハブ造
木質系
鉄骨系
コンクリート系
あらかじめ工場で生産したものを現場で組み立てる工法。
工場生産なので品質が安定する。
工期が短い。
現場で組み立てるため、接合部分が疲弊し、雨漏り等が起こりやすい。
鉄筋コンクリート造
ラーメン構造
現場で鉄筋を組み、型枠を作りコンクリートを流し込んだ柱と梁を枠状にして構造体にする。
耐久性、耐熱性が良い。
間仕切りや開口部の自由度が高い。
建築費が高く、工期も長いため住宅には不向きである。
型枠の良し悪しに品質が左右される。
結露が発生しやすい。
壁式構造
現場で鉄筋を組み、型枠を作りコンクリートを流し込んで壁を作り構造体とする。
耐久性、耐熱性、遮音性はずば抜けて良い。
建築費が高く、工期も長い。
設計上、開口部の制約がある。
基本的に鉄筋コンクリートの壁式構造ですが、建築費、工期とも木造住宅なみで、躯体内結露を 100 %解消等、従来の欠点を改善しています。
引っ張る力に強い鉄筋と、圧縮力に強いコンクリートを組み合わせた理想的な構造です。 柱と梁で支えるラーメン構造と、壁で支える壁式構造とがあります。 『 RC-Z の家』は鉄筋コンクリートの壁式構造です。 よく勘違いするのは、鉄骨造と鉄筋コンクリート造との違いです。どちらも木造とは違うくらいの感覚かもしれませんが、全く別のものです。 木造だと、地震や火事に対して不安があると言われる方に、それならと鉄骨造、しかも重量鉄骨ですからと、 さもこれなら万全のように勧める工務店がありますが、鉄骨は鉄筋コンクリートほど地震や火事に強くありません。