競走馬９頭焼け死ぬ　船橋競馬場の厩舎が全焼

　２３日午前０時４０分ごろ、千葉県船橋市若松、船橋競馬場敷地内にある調教師山浦武さん（４６）所有の木造一部２階建て厩舎（きゅうしゃ）兼厩務（きゅうむ）員宿舎から出火、数百平方メートルが全焼した。

　船橋署によると、別の厩舎の男性厩務員（３４）が煙を吸い軽傷を負い、燃えた厩舎の競走馬９頭が焼け死んだ。競馬場の警備員が出火に気付き１１９番した。

　船橋競馬場では２００６年９月にも別の厩舎が全焼し、９頭が焼け死ぬ火災が起きている。

　現場は京成線の船橋競馬場駅の南約１キロの国道沿い。周囲には厩舎のほか、県競馬組合の事務局などが点在している。