ここでは少し過激な発言になります。
電通、博報堂、ADKなど、大手広告代理店の就職について。
基本の説明をすると、
電通、博報堂、ADKなど、大手広告代理店を受ける美大生には、「クリエイティブ選考」という特別選考があります。
一般大学の人たちとは別に、アートディレクター希望の人だけで選考をするのです。
で、たいがいそれは【エントリー資格:美術大学出身者に限る】
ということになっています。
もう、会社のパンフにそう書いてあるとこもあります(ADKです)
ということは、美大生のアートディレクター枠も、相当熾烈な争いになるわけですが
!!!しかし!!!
その倍率と言ったら、一般大の人とは比べ物にならないほど、低いわけですね。
平たい喩えをすると、高校受験の時の「指定校推薦」みたいなものなのです。
だから、本気で頑張れば、勝てる戦いなのですよ。
マジで、超得なのです。
ほとんどの一般大学生には、手の届かない企業なんですよ。
それなのに、我々には、スキルとセンスがある(期待されてる)から、この低い偏差値でも笑、そういう企業に挑戦できるのです。
(ただもちろん、自分に一番合った企業に行くことが、最も重要ですがね。)

このブログを見ていただいているhajimeさん(現在は社会人として活躍していらっしゃるそうです)にこんなコメントをいただきました。
『管理人の方が言うように美大・芸大に入ったということは、熱中・努力できることがあるということで、それは強みになりますよ。また、好きなことが仕事にできるチャンスも一般大学生よりも多いと思います。
私の就職が決まったのは4年の2月後半とかなり遅かったのですが、やりたいデザインの仕事が存分にできる職場で毎日が楽しいです。長くなりましたが、夢に向かってあきらめない姿勢が1番大切です。』
その通りですよね。
私も前々から言っていますが、
美大だから就職が難しいなんてことはなく、美大だからこそ、チャンスが広がって行くのです。
そのことを、お忘れなく。

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