久々の更新ですみません。
TOM様からすばらしいコメントをいただきましたので、
原文ママで掲載させていただきます。
記事を読んで下さっている皆様のご理解&素晴らしいコメントによって、
このブログは成り立っています。
就職活動中の美大生は、このような生の声↓を聞いて、励みにして下さい。
特にファイン系の人は必読!
TOM様、本当にありがとうございました。
(以下原文ママ)
はじめまして (TOM)
2006-10-30 23:48:43
私はもう昨年大学を卒業してしまったのですが、就活についてはずいぶん悩んで苦戦して、かなり工夫しました。
今は何とかゲーム会社に就職出来たのですが、決まったのは4年の年越して一月でした。
始めたのは3年の秋だったのにも関わらず…です。それほど厳しいものだったので、就活については思いもひとしおです!こういうブログは本当良いと思います。
私はファイン系(油彩や彫刻など)の学科だったので、まず作品が「仕事」に結びつかないんですよね。自分と向き合って制作していることのほうが多いと思うので…。
そういう意味では、デザイン系の方々のほうが遥かに有利かと思いますよ!頑張ってください!
それに、美大って他の大学と違って、「卒業したら働かなくてはならない」という流れが無いので(笑)、そのせいかポートフォリオが「自分のためのもの」になりがちなんですよ。これは自分の初期のファイルや、友人のものを見せてもらって気付いたのですが…。
なので、早くに決まった子のファイルは、そこが違ったのだと思います。絵の良し悪しよりも、面接官等ファイルを見る人へのサービス精神のようなものを感じました。
例えば作品を制作時期別に並べるのは「自分のため」、見せたいものや、作風が解りやすい順に見せるのが「見る人のため」ですよね。仕事自体、クライアントありきのものでしかないので、考えたら当たり前
でした…。
なので時間が許す限り、「就活用の作品」もどんどん制作していけるのがベストだと思います。
もう一つ具体的に言うと、
「この細かいところ全部手で描いたんです!」と主張するよりも、
「パソコンの機能を使って早く、クオリティの良いものを仕上げたんです!」という人の方が欲しいらしいです。これも良く考えると当たり前なんですが、中々気付けなかったです…;
これはあくまでゲーム会社での話ですが、美大生にありがちな勘違いかな、と、後になって反省しました。
あとは特例ですが、大手とかになってくるとそういうこと関係なく、「すごい人」だったら採ります。笑
ものすごく写実絵が上手いとか、本人のキャラが物凄い癒し系だとか…。
ただこの場合、ただ「美大」であるという肩書きは無意味なので、普通に描けるくらいでは狙えないものです。
私事ですが、夏頃、こういう人が決まり出すと、自分が腐ります。やさぐれます。
そういうことを乗り越えて頑張って欲しいと思います。
「美大生なのに就活してる」皆さんを本当に応援しています!笑
管理人さん、長々と出すぎてすみません…。
頑張ってくださいー!


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