米Nanosolar Inc.は太陽電池モジュールを年間1GWの規模で製造する装置を開発したと明らかにし,YouTubeに同装置の動画を公開した。
Nanosolar社が開発した太陽電池は,CIGS型と呼ばれ,Siを利用しない。同社によれば,独自に開発した「nanoparticle ink(ナノ粒子インク)」を,薄い金属の基板にロール・ツー・ロールと呼ぶ印刷技術で積層して製造するという。モジュール変換効率は「14.0〜14.5%」(同社)と,商用のCIGS型太陽電池としては非常に高い。
この製造ラインのコストは165万米ドル,スループットは100フィート(約30m)/分であるという。「真空装置などを用いる従来のCIGS型の製造装置に比べ,製造のスループットは20倍速く,コストは10倍低い。スループットは最大2000フィート/分まで上げられる」(同社)。
太陽電池の普及が世界規模で拡大。既存の太陽電池メーカーがギガ・ワット級の増産に踏み切るとともに,同分野への新規参入を狙う企業が続々と登場しています。今年で3回目となる「太陽電池セミナー2008」では,欧米アジアの世界各地で注目を集める太陽電池関連メーカーが一堂に集結し,その技術と戦略に関する情報を発信します。
●講演企業(予定):三菱UFJキャピタル / スペインIsofoton社 / 独SCHOTT Solar GmbH / 米Konarka Technologies, Inc. / ベルギーIMEC / 英Nanoco Technologies Ltd / 三洋電機 / 三菱化学 / 台湾NexPower Technology Corp. / インドMoser Baer Photo Voltaic Ltd. / 韓国Korea Photovoltaics Development Organization / 日清紡 / インドHind High Vacuum Co. Pvt. Ltd.
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