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被害者19人の暗証番号は“生年月日”か“電話番号”だった

●アナタも必ずやられる!

 他人事ではないので、よくよく注意したほうがいい。

 18日発覚した偽造キャッシュカードによる現金引き出し被害。紀陽銀行(本店・和歌山市)の顧客19人が、総額1391万8000円を延べ41回にわたり、セブン銀行のATMで引き出されていた。

 被害者は取引支店も年齢もバラバラだった。1カ所の支店から情報が漏れたとは考えにくいケースだ。ただ共通項があった。

「被害者全員の暗証番号が、家族を含む生年月日、あるいは電話番号だったのです。口がすっぱくなるほど避けて下さいとお願いしていた暗証番号を使っていたわけです」(金融関係者)

 ついつい忘れがちな暗証番号。身近な数字を使う気持ちも分かるが、被害者が例外なく生年月日と電話番号だったことを思えば絶対やめた方がいい。

「実は、名前や口座番号などの情報が漏れても、暗証番号が判明せず犯人が諦めたケースが今回もあったようなんです」(紀陽銀行関係者)

 氏名が分かれば誕生日や電話番号(携帯電話)を調べる方法は、いくらでもあるという。でも暗証番号となると難しい。

「だから頻繁に番号を変更するのは防衛策として有効です。企業のパソコンでも、少なくとも1カ月に1度はアクセスする際の暗証番号を変えるよう指導します。個人の銀行口座でも同じことがいえます。4ケタすべてを変更する必要はありません。仮に1234だとしたら、最後の数字だけを、その月の番号にする。6月だったら1236という具合です」(企業リスク研究所の白木大五郎代表)

 それでも不安な場合は複数の銀行口座を持つ。

「キャッシュカードを常に持ち歩く口座は、例えば上限10万円に決める。それ以外の預金は、別の口座に入れておきます。こちらの口座は不用意にカードなどを持ち歩かない。被害額を少なくする方法です」(前出の白木氏)

 自分だけは大丈夫とタカをくくっていたら、そのうちやられる。この防衛策、実践する価値ありだ。

【2008年6月19日掲載】


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