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肥留間正明の芸能斜め斬り もはや視聴率20%は遠い夢! 変わったテレビ局の勢力図

 もはや視聴率20%という数字は、テレビ局にとっては夢の数字かもしれない。以前テレビの地盤沈下について触れたことがあるが、あらためてテレビ視聴率の低下には驚くばかりだ。

 6月9〜15日にかけてのテレビ視聴率(ビデオリサーチ)を見てあ然とした。確かに視聴率20%を超している番組は5番組あった。だが問題はその中味だ。1位「篤姫」25.7%、2位「ニュース・気象情報」21.8%、3位「ラスト・フレンズ」20.4%、4位「NHKニュース」20.4%、5位「首都圏ニュース」20.2%という具合で、NHKが4番組を占めている。
 現在人気絶頂の「篤姫」は別格として、民放で20%を超している番組は、かろうじてフジテレビの「ラスト・フレンズ」だけ。後は秋葉原殺傷事件などを扱ったNHKのニュース番組が20%を超しているのみだ。キムタクの「CHNGE」は19.5%と20%の壁を破れない。24%前後のダントツのスタートを切った「ごくせん」は17.7%にずるずる下降している。視聴率30傑をみても民放の連続ドラマは前記の3番組しかなく、ドラマはほぼ壊滅状態なのである。
 ちなみにバラエティー番組は、30位の中に12番組が入っているが、ほとんどの番組が17%を切り、16%前後をうろうろしている。つまり現在の15%という視聴率は、民放とすれば大合格の視聴率ということになる。
 それにしても視聴率の低下ははなはだしい。今から20年前ならば視聴率30%という番組は珍しくなかった。10傑の中に5番組ぐらい入っていたし、20%番組は20位前後にゴロゴロしていたものだった。しかし10年前から30%はサッカーワールドカップのような特別番組しか取れなくなり、ドラマ、バラエティーにとって30%は夢の数字になった。そして今20%が夢の数字だ。
 テレビ局の勢力図も変わっている。
 視聴率30傑の中で、NHKがニュース番組でゲタを履かせてもらって8番組あるが、フジテレビがやはり強く、ドラマとバラエティーで7番組。そしていまや躍進中のテレビ朝日が7番組とフジテレビと並んでいる。これは映画や2時間ドラマの健闘もあるが、バラエティー番組でも強くなっていることに尽きる。
 逆にバラエティー番組だけしか当てにできないのが6番組と、テレビ朝日に抜かれてしまった日本テレビ。いまや巨人戦というお荷物を抱えてアップアップ。さて問題はドラマと報道のTBS。なんと30傑に入ったのは「関口宏の東京フレンドパークII」だけ。ちなみにテレビ東京は「何でも鑑定団」だけが16%で25位に入っている。

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