2008年6月21日 19時15分更新
福祉作業所に通う障害のある人たちがつくった染め物や陶板など個性的な作品を集めた展示会が、勝央町で開かれています。
この作品展は、津山市にある福祉作業所「どんぐり工房」が開所10周年を記念して開いたものです。
会場には、馬や鳥、チューリップなどをカラフルに布に描いて染め上げた作品をはじめ、自分の顔やトンボなどを描いた陶板作品、それに色とりどりの糸で織ったさおり織りなど、作業所に通う障害者10人が制作した作品およそ300点が展示されています。
この中には10人が力を合わせて制作した共同作品「おしゃべりな木」もあり、クッションに自分たちの顔やチョウなどを描いて大きな木に貼り付け、みんなが一緒に暮らす社会を楽しく表現しています。
この作品展は、7月6日まで勝央町美術文学館で開かれ、22日午後1時からは、染め物や陶芸などが体験できるワークショップも開かれます。