校庭に設置されたミスト装置=18日午前、大阪市中央区の市立中央小、日置康夫撮影
大阪市中央区の市立中央小学校(千坂佳克校長、児童数721人)に18日、高圧で霧状にした水を散布する「ミスト散布装置」が設置され、児童らが休み時間に涼をとった。夏までに市内の小中学校、御堂筋の淀屋橋周辺など計12カ所に装置が設置される。
装置は、大阪市水道局が設置した。ノズルから噴射された1千分の20ミリの水の粒子が蒸発する際に周囲の熱を奪い気温を下げる仕組み。
ミストを浴びた児童らは大はしゃぎ。6年の男子児童(12)は「シャワーみたいに気持ちいい。触ってもぬれないのが不思議」と驚いていた。大阪管区気象台によると、同市内はこの日正午現在で27.5度になり、午後は28度まで上がるという。