2008年 6月 21日
チボリ取締役会またも結論持ち越し
倉敷チボリ公園を運営するチボリ・ジャパンの取締役会が、20日開かれましたが、会社を完全民営化する案と清算する案のどちらもまとまらず、結論は出ませんでした。取締役会では、はじめに、完全民営化を主張する伊原木一衛副会長が、アウトレットモールを誘致する案と現状のままで、コンベンションホールを建設する案の、2案を提案しました。しかし、岡山県の石井知事が、「公共性が乏しい為、県がクラボウから土地を借り、ジャパン社に又貸しできない」などと反対したため、完全民営化の案は採用されませんでした。一方、ジャパン社の坂口正行社長は一旦土地を地権者に返し、公園を3分の1に縮小したうえで、東京の不動産業最大手、三井不動産がアウトレットモールを開発する新たな案を提示しました。また、ジャパン社の清算について採決が行われましたが、賛成が過半数に達しませんでした。

岡山市で蜂蜜の展示即売会
県内で採れたハチミツをPRしようという展示・即売会が岡山市で開かれています。これは天満屋グループなどが、地産地消の推進を図ろうと開いたものです。岡山市のTOHOシネマズ岡南前には、総社市内のレンゲから採れたハチミツなどが並べられました。生産者の話では、まろやかで香りが良いのが特徴ということで、訪れた人たちは、味を確かめて買い求めていました。この他、会場では、生きたミツバチなども展示され、子供たちが興味深そうに観察していました。

ホテルのロビーでコンサート
ホテルのロビーを使ったコンサートが岡山市で開かれました。このコンサートは宿泊客以外の地元の人にも音楽に親しんでもらおうと、岡山市のホテルオークラ岡山が企画したものです。1回目のきのうは、岡山市出身のソプラノ歌手、出口裕子さんが「見上げてごらん夜空の星を」など歌謡曲や童謡10曲を披露しました。訪れた人たちは、出口さんの澄んだ歌声に聞き入っていました。このコンサートは毎月第3金曜日に開かれます。