「うっぷん一気に崩れた」 秋葉原事件の容疑者東京・秋葉原の無差別殺傷事件で、殺人の疑いで再逮捕された派遣社員加藤智大容疑者(25)が、警視庁万世橋署捜査本部の調べに、事件3日前に職場で起きたトラブルで「たまっていたうっぷんが一気に崩れた」と供述していることが21日、分かった。 捜査本部は、社会や家族からの疎外感をうっせきさせていた加藤容疑者が、トラブルを機に自暴自棄となり、無差別殺傷を決意したとみている。 調べなどによると、トラブルがあったのは6月5日早朝。加藤容疑者が静岡県内の自動車部品工場に出勤した際、更衣室に自分の作業着がないと激高。壁をけるなどして、そのまま工場を飛び出し無断欠勤となった。 実際には、作業着は別の場所にあったが、加藤容疑者は隠されたと思い込み、携帯電話サイトの掲示板には「辞めろってか」「隠してたんだろが」と書き込んでいた。
【共同通信】
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