2008年6月21日 21時2分更新
北九州市と韓国のプサンを結ぶフェリーがきょうから運航を始め、プサンに向かう第一便が門司港を出港しました。
運航を始めたのは、韓国の海運会社が北九州市の門司港とプサンの間で運航する600人乗りのフェリー「MOJILINE」です。北九州市の門司港の岸壁では、出港を前に北九州市や海運会社の関係者などおよそ100人が出席して、式典が開かれ北九州市の北橋市長が「プサンは、地理的にも歴史的にももっとも身近な海外の都市です。
新たなかけはしとして親しまれる航路になることを期待しています」とあいさつしました。
プサンへ向かう第一便には市民や韓国で観光PRを行う北九州市の観光業界の関係者などが乗り込みました。
乗客の1人は「第一便ということで船の旅を楽しみにしています」と話していました。
フェリーは、北九州市と韓国南部の間に4年ぶりに開設される旅客航路で、プサンと門司港の間を7時間から9時間半かけて結び、週に6往復、運航します。