水月奏です。
ライトノベル「ご愁傷さま二宮くん（富士見ファンタジア文庫）」を読みましたのでレビューをここらで書こうと思います。
不真面目に素直に書いたMyself Yourselfのレビューは友人からだいぶ評価が悪かったので、どうせなんで今回も素直にいこうと思いますｗｗ。
まあこのお話のあらすじを、誰もが読みたくなるように書くとすれば。
二宮峻護は、平凡に生活をしていた。しかしそんなある日ひょんなことから超絶美少女「月村真由」と同居させられることに。しかも彼女は「サキュバス」と呼ばれる男の体がを頼らないと生きていけない身であるのに、男性恐怖性というとても極端な性質をもった少女だったのだ。
奇才、鈴木大輔が送る、超ドタバタラブコメディ登場！
みたいな感じです。
面白く見せようとして書けばこうなりますが、率直に言いましょう。あまり面白くありません。 ヲタ向けなのにメインヒロインが巨乳とはこれはいかに・・・。 まあこれはありえますかね・・・。てかそんなことはどうでもよくてとにかく、話の展開につながりがないんですよ。しかも盛り上がりがないから、読んでいて引き込まれませんね。キャラクター自体にはかなり変わった特徴があるのですが、あまり印象がなく、魅力もありません。 また色気シーンが多すぎて、ひとつひとつの色気シーンに面白みがなく、読んでいてぜんぜん興奮しません。 少しばかりグッときた場面といえば月村真由が二宮峻護にいろいろ酷いことを言われ、泣きながら「二宮くんにだけはそういうふうに思われたくなかったです」とかつぶやいていたところですかね。 あそこは確かに月村真由がかわいそうで、しかも挿絵つきだったんでかなりきましたよｗｗ。 まあそれでもあの場面をハルヒがそのままやったらもう死にそう・・・。「キョンにだけはそんなふうに思われたくなかった（泣きながら）」 ああ最高ですね。 こんなセリフ聞きたいですね。 ハルヒたんﾊｧﾊｧ(´Д｀；)。
あらあら、いつのまにかハルヒの話になっていましたもで二宮くんの話にもどります。 結論を言うと、明るくドタバタしたラブコメが好きでお色気シーン多いならなお良いなどという方にはオススメします。 しかし、シリアスな感じで感動できる作品が好きだという方にはまったくオススメできませんね。とまあそんな感じです。
以上。水月奏でした。