クリムゾン・ルーム公式サイト CRIMSON ROOM

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イントロダクション

推薦コメント

各界からの推薦コメント(1)

 文芸書シーンに突如巻き起こった新しい旋風に、各界から絶賛のコメントが届いた!

 現在、世間を震撼かつ驚愕させているノンストップ・クロスジャンル小説「クリムゾン・ルーム」。読み出したら止まらなくなる睡眠不足の恐怖に陥った人々が、業界にも数多く存在するようだ。

 ここでは、ミステリ評論家、作家、書評家、有名ブロガー、書店の名物店長さん達のコメントを随時UPしていきます。

いくつもの小説のスタイルが交錯するタペストリーのような面白さ

三橋 暁(みつはし あきら / ミステリ・コラムニスト)

ミステリを中心に、エンタテインメント文学の書評やエッセイを執筆。「本の雑誌」「ミステリマガジン」「Feel Love」「ジェイ・ノベル」などに連載中。

 才能というのは、生まれてくるものだとばかり思っていた。しかし、この才能は越境してきたのだ、マルチ・メディアの分野から。世界中からのアクセスが5億をこえたという、まさにモンスター級のネットゲームを世に送ったゲーム・クリエーターが、エンタテインメント文学の世界に新風を吹き込んだ作品。それが、高木敏光の『クリムゾン・ルーム』である。

 読み手のハートを鷲掴みにするイントロや、心地よい文体など、読者をもてなす新人ばなれした小説作法にも舌を巻くが、さらに驚かされるのは、いくつもの小説のスタイルが交錯しながら繰り広げられる、タペストリーのような面白さだ。企業小説、ミステリ、青春文学、恋愛小説、幻想小説、成長の物語と、めくるめく展開で不思議な物語世界が織り上げられていく。まさにデジタルとアナログの幸福な出会い。さまざまな可能性を秘めた新たなる才能の越境を心から歓迎したい。

最後まで妥協しないアウトローな主人公

石川 淳(いしかわ あつし / リブロ営業本部 商品部長)

1985年より、リブロ経営企画室(M&A担当)、池袋本店マネージャーなどを歴任、2006年より現職。独創的・先鋭的だった時代のリブロを知る中堅社員。

 大沢在昌の『新宿鮫』を彷彿とさせる主人公の生きざま。

 組織になじまず、最後まで妥協しないアウトローな主人公を、自分に置き換えてしまうほど、久しぶりに熱くなりました!

 主人公もさることながら、登場するすべての人物が強烈な印象として残る配置も実に見事です。

 ゲームをやったことがない人でも十分楽しめますが、ゲームをやると2度おいしい。そんな小説です。

才能って凄い!

はあちゅう(はあちゅう / 女子大生ブロガー)

慶應義塾大学法学部政治学科在学中。日記ブログ「はあちゅう主義。」が開始時から話題を呼び、現在はブログライターとして活躍。すべてのブログの総アクセスは1日1万4000PV。大学生で1番影響力のあるブロガーとして認知されている。著書に「さきっちょ&はあちゅうの恋の悪あが記」がある。

  息つくまもなく、一気に読んでしまいました。スピード感溢れる展開、濃密な世界観。

 誰にも感情移入できないのに、読み終わった後も、ずっと登場人物たちのことが頭を離れませんでした。まるで、自分が『クリムゾン・ルーム』という物語の密室に閉じ込められたみたい。

 高木敏光さんはこれが初の書籍化した小説だとは思えません! 才能って凄い!