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男たちが挑む90分のガチンコ即興芝居! 「『鈴村健一の超人タイツ ジャイアント』 微妙にスケジュールがあいませんでした〜IWATA〜」編レポート(吉祥寺 前進座劇場)
男たちが挑む90分のガチンコ即興芝居! 「『鈴村健一の超人タイツ ジャイアント』 微妙にスケジュールがあいませんでした〜IWATA〜」編レポート(吉祥寺 前進座劇場)
現在、アニメイトTVで好評配信中のWebTV『鈴村健一の超人タイツ ジャイアント』。その番組から発売された、オリジナルのコント風CD『「鈴村健一の超人タイツ ジャイアント」CDとネタ男〜69番地の朝日〜』のリリースを記念したイベントが、吉祥寺・前進座劇場で2日間にわたって開催された。鈴村さんとともに、CDにも出演された岩田光央さん、櫻井孝宏さんもゲストとしてそれぞれの日に登場。今回は、前回の24日のレポートに引き続き、25日の櫻井さん出演の「『鈴村健一の超人タイツ ジャイアント』 微妙にスケジュールがあいませんでした〜IWATA〜」編の夜の部の模様をお届けします。それぞれの終演後のコメントとともに、鈴村さんからは動画メッセージもいただいたので、あわせてご覧あれ!
●ショウちゃん、フクちゃんコンビ誕生!
前日と同様に、この日も鈴村さん、櫻井さんによる90分のアドリブ即興芝居が展開! 巨大惑星が衝突する「地球最後の日」に、山奥でそれぞれ車の事故を起こし、ある洋館にたどり着いた男2人のかけあいが繰り広げられた。もちろん合間には、観客がアンケート用紙に自由に書いた言葉を、演者の2人がセリフに盛り込んでいく趣向もあり。なにが起きるか分からないステージに、観客は釘付けとなった。
まず、舞台に組まれたリビングのセットに、リズミカルにドアをノックして現れたのは、さわやかサラリーマンという風情の鈴村さん! ファンの「かわいい!」という歓声を浴びながら、「どなたかいらっしゃいませんかー?」と、家主を探してパタパタと歩きまわる。結局、家主は不在のようで「雨がすごいんで、雨宿りしまーす」とソファに腰を落ち着けたところ、今度はノックもなしに櫻井さんが登場! 日に焼けたガングロの顔にサングラス、短パン、ビーチサンダル、頭に白いメッシュという、あまりにも個性的なファッションに客席は騒然! そして、家主かと勘違いした鈴村さんが、「勝手に入ってすいません」と謝ると、「ああ、いんじゃね?」と軽〜い口調が返ってくる。その様子に、「……ここの方なんですか?」と鈴村さんが切り出すと、「違うんじゃね?」とやはりラフな返事(笑)。そのまま、「いやあ、車がドーン、デーン! 超ビックリ! で、ここを見っけて、入ってきーの、見ーの、いーの。で、いんじゃね?」と、コミカルな櫻井さんのセリフまわしが続き、鈴村さんとのテンポのいい掛け合いに、観客は冒頭から爆笑しっぱなし!
しかし、鈴村さん演じるサラリーマンも、負けず劣らず個性的。玩具メーカーの営業マンという男は、ゴムのついた鳥のぬいぐるみや、しゃべって動く太っちょな男の人形をリュックサックから次々と取り出しては、若者と一緒に遊んで大はしゃぎ! そして、「おまえ、今日からマブダチ!」(櫻井)と2人は意気投合! サラリーマンは小野ショウスケ、若者は福山雅春と名乗り、お互い「ショウちゃん」「フクちゃん」と呼び合う仲に。そのまま2人は、声を変えるヘリウムガスのスプレーで楽しんだり、屋敷の奥からバトミントンのセットを見つけてきて遊んだりと、人の屋敷で自由に振る舞う(笑)。合間には、観客から募集した言葉の中から『メガネ男子がスーツを着ているみたいですね』とショウちゃんが引き当て、フクちゃんが「惜しいよ! じゃあこれ、福ちゃんにあげるよ!」と予備のサングラスを差し出し、どんどん友情を深める2人なのだった。
●2人の“ポジティブギブアップ”
そんな爆笑のやりとりの中でも、“地球最後の日”という物語はじわじわと進行。携帯が圏外のため、2人は屋敷の電話を借り、それぞれ会いに行こうとしていた相手に電話をかけるのだが、どうしてもつながらない。そして、ショウちゃんが「今日なんの日でしたっけ? ……なんだかぼやっとしていて」と尋ねると、「今日は今日だぜ。明日は明日だし」とフクちゃん。そんな緊張感に欠ける会話を繰り返す2人だったが、男の声で家主宛てに吹き込まれた留守電のメッセージの、“最後の日”という言葉に引っかかりを覚えていく……。
大きな地震と停電が立て続けに起こり、ブレーカーを探すためにやってきた寝室では、家主と思わしき男性がベッドの上で眠るように死んでいた。ビビったショウちゃんは、警察に連絡を入れるのだが、気が動転したのかヘリウムガスで声を変えてしまい、そのせいで全然とりあってもらえない(笑)。しかも、「今日は最後だから来られない」と話す警察。「どういうこと?」と顔を突き合わせた2人は、寝室で見つけたパソコンでニュースを閲覧。そこでようやく、今日という日が、巨大惑星ダーウィンが地球に衝突する地球最後の日だったことを思い出す。それでも「滅亡ってこういう字書くんだ」と事態をいまいち理解しないフクちゃん。一方のショウちゃんは、あわてて電話をかけに戻り、一人寝室に残されたフクちゃんは、部屋の隅に置いてあった、男が家族と一緒に写った写真に気が付いて、ぼんやりと物思いにふけるのだった。
しばらくすると、地鳴りのような音が鳴り響き、不気味な赤い色に空が染まり始めた。それでも、「俺、青の方が好きなんだけど!」とあくまでマイペースなフクちゃんに対し、あわてふためくショウちゃんは「『いい加減……誰か結婚してください!』」とカードを引き当て、「もう、本当に言いたかったですよ!」と悲嘆にくれる。さらにカードを引いていくと、「でも僕は思います。『死者蘇生』だと!」と、神がかったタイミングの良さに誰しもが大爆笑! 緊迫感に包まれながらもユーモアを忘れないコンビのやりとりは、このドラマの背景に敷かれた「ポジティブギブアップ」らしくもある。
●2人をめぐる、最後の電話―
そんな中、「実は今日、彼女に会いに行こうとしていた」とショウちゃんが話すと、フクちゃんは「俺、これから田舎に帰るつもりだったんだ。母ちゃん一人で大変で」と身の上話をぽつり。そして、庭先に隕石まで落ちてきて、これは本当に最後かも……といよいよ確信を強めてしまう2人。すると今度は、家主宛てにアケミという女性から電話が入り、家主が亡くなっている事実をショウちゃんが話すと、「死んでいるだろうけど、よろしくと言ってくださいって……」と告げられ、フクちゃんは「任せときな」とドアをノックして「シクヨロ!」と大声で伝える爆笑のコンビネーションを見せる。しかし、そんな2人の胸にも、会いたい人に会えない、やるせない思いが交錯していく。
「俺、漁師の息子なんだ。海辺で育ってきて、海の男になろうと頑張ったんだけど、結局家を飛び出してきちゃった。でも、親父が死んじゃって。それで実家に帰ろうと思っていたんだけど……おふくろからメールが入って、帰ってこなくていいからって……」と迷いを見せるフクちゃん。そんなフクちゃんに、ショウちゃんは「逆ですよ! 本当は会いたくて仕方がないから、そんなメールを打ってくるんです!」と、連絡をとるように必死に勧める。そのショウちゃんは、無事に彼女から連絡が入ったものの、最後の最後で彼女に振られるハプニングに見舞われてしまう。しかし、「ボクはダメでしたけど、やっぱりお母さんに電話した方がいいですよ!」と落ち込みながらも後押し。そうして、躊躇しながらも電話をかけるフクちゃんだったが、やはり電話はかからない……。「やっぱりこういう運命なんだよ。おふくろ泣かして、親父に勘当されて。自業自得なんだ、バチがあたったんだ」と自分の人生を振り返るフクちゃん。――だが、そこで再び電話のコール音が! あわてて受話器を取り、その声を聞いたフクちゃんがつぶやく。「もしもし母さん!……俺!」。
そのまま高まる衝撃音とともに、舞台は暗転――。巨大惑星ダーウィンが衝突し、大雨が降りしきる中で、テレビから生存者へ向けて、アナウンサーが呼びかける声が静かに響くのだった……。
●大歓声のカーテンコール!
そうして、見事に90分の即興芝居を作り上げた鈴村さん、櫻井さんが、カーテンコールで登場! 「ガチンコでしたね!」と語る鈴村さんに、「この俺の気合といったら!」とあらためて自身の格好を振り返る櫻井さん(笑)。そして、「僕は今回、舞台仕立てではありますが、イベントとしても楽しんでもらいたい、そして新しいものをお見せできたらなという気持ちで参加させていただきました。それもこれも、すべては鈴村健一のパワーによるものです!」と櫻井さんが鈴村さんを称え、観客も大きな拍手! 鈴村さんは「これからも『超人タイツ』は続いていきます。いろんな企画でみなさんと遊んでいきたいと思っていますので、これからも応援してください!」と笑顔で挨拶され、「楽しかった!」というファンの大歓声に包まれながら、ステージは幕をとじました。
それでは、終演後の鈴村さん、櫻井さんのコメントを紹介します!
■櫻井孝宏さん
――お疲れさまでした!今回のイベントについての感想をお願いします。
櫻井さん
:充実でした。実現の難しいイベントですよ、これは。例え思いついたとしても、形にするのは大変な作業になりますから…。それを見事に形として仕上げた「タイツ」の力は凄いですね。
本番が始まるまでは、「どんなイベントになるんだろう…」と期待半分緊張半分、舞台の直前のような緊張感がありました。ですが、実際立ってみたら、あっという間でした。計算されたセット、盆(舞台テーブル)の上手な使い方、前進座でやったことにも意義がありますね。
我々は、こういう凝ったイベントをやることがなかなか出来ないので、「タイツ」の面々がこれに味をしめてまた何か面白いことをやってくれたらなと本気で思いました。
――こちらのイベントは「CDとネタ男〜69番地の朝日〜」とリンクしたイベントですが、こういった企画やイベントをやるという話を聞いたとき、どう思われましたか?
櫻井さん
:深く考えもせず、「うん、やる」と反射的にOKしちゃいました(笑)。初めはどういう見せ方になるのか、想像が追い付かなかったんですが、リハーサルをやって、「これは面白くなる」と確心しましたね。
岩田さんのリハーサルを見て、凄い貴重でレアなイベントになるだろうなと思いました。
――今回は舞台ということでしたが、櫻井さんから見た「役者・鈴村健一」とは?
櫻井さん
:う〜ん、…天才(笑)?彼は自分のことを「秀才の天才」だとややこしいことを言っているんですが、本当にそうかもしれませんね(笑)。
一役者として、一個人として魅力ある人間だと思います。意志と意義と意味がちゃんとあるんですよ。彼が作るものが良く見える、面白く感じられるんですよね。良い刺激になります。
――次回、またこのようなイベントをやるとしたら、どのようなことをやりたいですか?
櫻井さん
:彼が何をやりたいのか、どういうものを作りたいのかが重要ですね。我々は今後も協力・参加出来たらと思っているので、また一緒に暴れられたら嬉しいです!
■鈴村健一さん
――お疲れさまでした! さっそくですが今回のイベントについての感想をお願いします。
鈴村さん
:想像していた理想に、限りなく近いかたちで上演することができました。本当に楽しかったですね。最初は、自分で企画を立ち上げておきながら、90分アドリブというのも不安でしたし、いろんな方からも大丈夫?と心配されていたんですけれど、「いや、やるさ!」と無理くり通してきたのが、こうして結実してホッとしました。
――CDの世界観とリンクしている内容でしたが、このイベントの企画を立ち上げたのは、いつ頃だったのでしょうか?
鈴村さん
:CDの制作と同時進行で、イベントの企画も進めていました。CDの内容とリンクさせたいと考えていましたし、前進座さんを会場として押さえることができたので、これはぜひ、見せ物形式のものに挑戦しようと決めたんです。なので、今までのイベントと全然違う!と、面食らった方も多かったかもしれませんが、何をやるのか分からないところを突いていくのも、ある意味『タイツ』らしいと思いますので、面食らった方はすいません! それでも喜んでくださった方、ありがとうございます!
――また、この90分アドリブという企画は、以前からやりたかったことだったのでは?
鈴村さん
:そうですね。僕は、声優になる以前に何度か舞台に立っており、声優になってからも演劇系のワークショップに行っていたので、演劇にはすごく関心があるんです。ただ、普通の演劇のように、稽古して、ここでこう動くというような、いわゆるミザンスを付けるかたちの演劇というものに、自分が演ずるという意味では、ほとんど関わったことがなくて。僕が行っていたワークショップでは、空間性の把握や、そこで起きる事象をどう自分のボディに落としていくかということをやっていたんです。昔から、何が起きるか分からないことから起きるリアリティが羅列された演劇に興味があって、それプラス、起こる事象に対してどうアプローチするか?という生っぽさを常に忘れない芝居を、ぜひやりたいなって思っていた。そう考えたときに、イベントというカテゴライズで、限りなく演劇に近いようなものをやれば、そこに近づくかもしれないなって思って。なので、今回やっと、まだつぼみですが、芽が出た感じがしますね。もっとクオリティを上げて、ディティールを上手くコントロールできるようになると、さらに面白くなるんじゃないかという気がしています。
――しかし、この企画は岩田さん、櫻井さんというゲストあってこそのものだったとも思います。
鈴村さん
:本当に、この企画にGOができると思えたのは、岩田さんと、櫻井くんのおかげです。もし、この2人がキャスティングできなかったのなら、今回の企画はやめていたくらい。まず、僕から岩田さんと櫻井くんに直接電話をし、ぜひCDに出演して欲しいとお願いをしたんですが、そのときに「アドリブ劇をやりたいので、そちらの方も関わってくれますか?」とイベントの交渉もしていたんです。心強い返事をいただけて、そこから今回の企画を練ることができましたが、やっぱりすごかったですね、あの二人は。パワフルなんですけど、パワーの出方が、それぞれちょっと違うのも面白かった。はからずとも「スケジュールが合いませんでした」というタイトルで、残念ながら本当に合わなかったんですけれど、逆に日程が分かれたことも功を奏し、それぞれの色が出て面白かったと思います。できれば3人でやりたかったんですけどね。
(岩田さんについて――)岩田さんは、ゲストでありながら物語をけん引してくれる役目を担っていただいて、主宰である僕の方が受け身になるような芝居作りになりました。それも、どちらか一方がそうしようと言ったわけではなく、板に立った瞬間に、その力のバランスっていうのがふっと出てきたんです。お互い、それを理解できるからこそ、こうなるんだというのを強く感じましたね。岩田さんは常にそういうパワーバランスを考えてくださっていて。たとえば、僕がバナナを4本丸ごと食べるシーンがあったんですが、あれも岩田さんが僕の行動に気づいて、あえて電話をかけっぱなしにしたんです。別に打ち合わせてやったわけではなく、あの空間では鈴村にバナナを食わせた方が面白いんだと理解しているからこそ出来る。ああいうふうに、場に必要な状態を作ってくれる役者さんとしては、本当に最高峰だと思いました。
(櫻井さんについて――)岩田さんと同じことが櫻井くんにも言えるんですけど、櫻井くんはよりバラエティ色が強いと言いますか。今回の企画は、あくまでイベントであることが前提で、そのイベントで演劇っぽいことをやるというラインを、櫻井くんは非常によく汲んでいてくれていた。観客を笑わせようとか、伝えようということが、非常にわかりやすく提示されていたんです。もちろん岩田さんにもそういった面はあったんですけれど、岩田さんは役者魂みたいなものを強く押し出してくれて、櫻井くんは非常にエンターテイナー的でバラエティ寄りだったという、そんな2人の色の違いがよく出ていましたね。
――また、CDも実験的な内容で、コンセプトも非常に練られたと思うんですが。
鈴村さん
:CDって、当り前なんですけれど、トラック分けができるじゃないですか。だったら、それを使ってやろうと思って。単純に、トラックのどこをピッピッと選択しても、面白いネタというか、何か思えるネタを作りたいと考えたんです。そこに、すべてを一つの流れとして聴いた時に、一本太い筋が通ったものを入れていくというコンセプトでこのCDを作りました。
――聴いた方からの反響もいろいろ届いているのではないでしょうか。
鈴村さん
:それぞれいろんな受け止め方をしてくださるようで、本当にありがたく思っています。僕はモノを作るとき、たとえテーマがあったとしても、それは僕が持っていればいいことなので、「テーマはこうです」と言う必要はないと思っていますし、逆にそういうテーマを大前提とする作品を、鈴村健一の名前で制作するときは作らないように心がけていて。大多数の人たちに絶対的に受ける記号的なラインをテーマに持ってくるのは、商売としては一つ正しいと思いますし、素晴らしいものもいっぱいあるので、まったく否定的ではないんですけど、受け止める人たちがどんな環境で、どんな精神状態で聴くか分からない以上、これをこう聴けと押し付けるのって、上から目線な気がして好きではないので、こういうふうに聞くこともできるんじゃない?と思ってもらえる作品を作りたいんですね。今回は、私はここがカッコいいと思いましたという感想から、非常に哲学的なものを感じますとか、ジャケットがバカバカしいですねなど、それぞれの人たちが真剣に聴いてくださって、それぞれ思うことがあったからこそ、こんなにいろんな感想が届いているんだと、非常に手ごたえを感じています。
――また、今回のイベントでは、観客も言葉をアンケートに書いて参加していましたが、出演者側としては、何が起きるかわからないという、非常に難しいやり方でしたよね。
鈴村さん
:難しかったですね。でも、『タイツ』は僕が好きなことをやるという前提である以上、お客さんを巻き込まないと、ただの独りよがりになってしまうので、みんなも介入できる場所を絶対用意しておこうと常に心がけているんです。今までのイベントでは、客席に降りてフレンドリーに話すという、非常にわかりやすい距離の縮め方をしていたんですけれど、今回のような内容では、やっぱり言葉をいただくのがいいのかなと思って。芝居ってセリフが大事なんですが、今回のようにセリフがない芝居の場合、一番大事な部分をお客さんの力にゆだねるのも一つの手かな?という発想から、この形になりました。
――では、この2日間の中で、特に印象深かったところは?
鈴村さん
:バナナの話はやっぱり面白かったですし、お客さんからもらった言葉も、場面に合ったタイミングで出てきたりすると、「奇跡起きたな!」と思いましたね。死体を目の前にして、「死体蘇生」なんて出てくると本当に面白い。そう考えると、今回はいろんなタイミングで奇跡が起きた、小さい奇跡の塊のようなイベントでした。そして僕は、岩田光央さん、櫻井孝宏さんのお2人に本当に感謝したいと思いながら舞台に立っていました。とにかく2人は、僕の言ったことは拾うし、逆に投げてきてくれるし。本当に楽しいイベントで、全部が思い出になりましたね。
――今回も新たなことに挑戦されていて、今後もどんなことが起きるのか、非常に楽しみです。実は、あたためている企画があったりするのでは……?
鈴村さん
:まだ決めていません(笑)。まあ、やりたいことは無限大なので、常に見つけられるし、見つけたら、それをどう細かく詰めていくか、いつも向き合っていますので。自分は今、演者として表に出ている時間が多いんですけれど、実は裏で作業しているのも好きなので、これからも演者でありながら、モノも作っていくスタンスだけは外さないようにやっていきたいと思います。本当に何をするか分からない男だと思っていただいてかまいません! みなさんも、興味がおありでしたら、ぜひついてきてください!
■「『鈴村健一の超人タイツ ジャイアント』 微妙にスケジュールがあいませんでした〜SAKURAI〜」編レポートは
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鈴村健一さんからのメッセージ!
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更新日:2008/06/19
関連サイト :
WebTV『鈴村健一の超人タイツ ジャイアント』:アニメイトTV
http://www.animate.tv/animate_radio/tights_giant.php
関連声優 : 鈴村健一 、
櫻井孝宏
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