26、27日に京都市で開かれる主要8カ国(G8)外相会合に合わせ、新自由主義グローバリゼーションは「世界の民衆に飢えと貧困・無権利を強いる」として反対を表明する集会とデモ行進が25、26日、同市中心部である。労働組合や市民団体、宗教の関係者らでつくる「サミット外相会議反対! 京都行動実行委員会」が主催。
イラクやアフガニスタンでの戦争や多国籍資本による労働・資源の搾取など、世界で起きている問題についてG8の首脳たちに責任があるとして訴える。沖縄、岩国、神奈川、韓国の各地で米軍基地に反対する運動の代表者も参加し発言する。
25日は午後6時45分から円山公園野外音楽堂(東山区)で集会を開き、同7時50分から四条河原町、三条河原町を経て鴨川三条河川敷までデモ行進。26日は午前10時から京都教育文化センター(左京区)で集会を開き、午後2時半から百万遍を経て川端今出川までデモ行進をする。問い合わせはアジア共同行動・京都(0774・43・8721)。【太田裕之】
毎日新聞 2008年6月21日 地方版