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“福岡大空襲”の犠牲者を悼む |
06/19 16:50 |
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63年前のきょうは、福岡大空襲があった日です。
1千人以上の死者・行方不明者が出た戦争の記憶を忘れまいと、福岡市では、追悼式や平和授業が行われました。
福岡市博多区の冷泉公園にある戦災記念碑の前ではきょう午前、戦災引揚死没者の追悼式が行われ、吉田市長や遺族らが、犠牲者の冥福と平和を祈りました。
また、中央区の大名小学校では、15歳の時に空襲を体験した南條淳一郎さんが、被害を受けた町や人の写真を見せながら、当時の様子を子供たちに語りました。
63年前のきょう、福岡市は深夜11時すぎから2時間近くにわたってアメリカ軍の空襲を受け、市内の家屋のおよそ3分の1が焼けたほか、1千人を超える死者・行方不明者が出ました。
南條さんは、「平和のためにはけんかをしないこと、皆さんが大人になった時に戦争のない世界をつくってほしい」と呼びかけました。
きょうは、市内のすべての小学校で平和授業が行なわれました。
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