地下鉄駅前で島の特産品販売
地下鉄駅前で島の特産品販売 06/13 19:38

玄界灘に浮かぶ人口200人あまりの福岡市の離島、小呂島の中学生が職業体験学習の一環で、島でとれた海産物や野菜を販売しました。

地下鉄姪浜駅の北口で開かれた「小呂ふるさと市」で島の特産品を販売したのは、小呂中学校の全校生徒9人です。

駅前には、島で獲れた新鮮な活サザエをはじめ、生徒たち手作りのイワシやイカの干物やヒジキのほか、甘みが強い「島玉ねぎ」など特産物が並べられました。

この職業体験学習は毎年1回実施していて、小呂島でも9人の小学生が店を開きました。

中学生が地下鉄の駅前でふるさと市を開いたのは今回が初めてですが、活サザエは30分足らずで完売する盛況ぶりでした。

また、福岡県飯塚市の嘉穂高校の文化祭に、ある有名人の巨大肖像画が登場しました。

環境問題に関心を持ってもらおうと高校生たちが制作した大作です。

飯塚市の嘉穂高校の文化祭に登場した、巨大なベートーベン。

たて2.8メートル、横3.2メートルのこの肖像画は、実はペットボトルのふたを並べて描かれています。

その数、およそ1万個!

全校生徒1,063人が協力して、3週間で集めました。

環境問題に関心を持ってもらおうと、リサイクルできる材料を検討し、ペットボトルのふたが選ばれたのです。

文化祭終了後、ベートーベンの肖像画は、15人分のワクチンとなって発展途上国に贈られます。